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2024-12-22

旧大川小学校。市は震災遺構の意味を忘れず必要な予算、手間を惜しまず管理を。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

以前、議会でも取り上げブログでもご報告しました。

2011年の東日本大震災で児童74名、教員10名が津波にのまれ犠牲となった石巻市立大川小学校。裁判では石巻市と宮城県に対して事前の防災体制に不備があったとする判決が下されています。

簡単に言えば、県や市に対して「あなた達がやるべきことをやっていれば犠牲者を出さずに済んだ」という事実が突きつけられたわけです。

こちら関連ブログ。

あれから10年。津波で死者行方不明者84名(児童74名、教員10名)の犠牲を出した石巻市立大川小学校へ。児童、教員の思いを無駄にせぬよう。

こちらの動画(ANNnewsCH)もご覧ください

災害時、子ども達を守るためになすべき「最善」とは一体どういうものか。大川小学校での悲劇を教訓として二度と繰り返さない決意が必要です。

そんな決意を常に思い起こさせてくれる大川小学校ですが、現在「震災遺構」として整備保存されているにも関わらず、適切な管理がなされていないのではないかと思えるような事象が起きています。

校舎の一部において、経年劣化による 外壁の剥落が起きたとのこと。遺構の適切な管理が行われなければやがては「ただの廃墟」になってしまうか「老朽化が進んでいるので撤去」ということになりかねません。

現在、旧大川小学校を管理しているのは石巻市のようです。市は震災遺構の意味を忘れず必要な予算、手間を惜しまず適切に管理をしてもらいたいと思います。

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