防災用品配布。世帯人数×3000ポイント(三千円相当)でカタログの中から物品をお選びください。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
最大震度7、能登地震の発生から3ヶ月。今も行方不明の方や、人的被害を免れた方でもまだ生活再建がままならない方がいらっしゃいます。一刻も早い復旧復興を祈るばかりです。
さて、日本全国どこに暮らしていても、災害はいつやってくるかわかりません。災害時に起こることを考え、できる限りの準備をしておくことが大切です。
世田谷区では3月1日から小冊子「災害時お家生活のヒント」の全戸配布を行なっています。黄色い表紙にマンガ等も活用した、目に留まりやすいものになっています。届きましたら是非目を通してください。
こちらからはPDFファイルでご覧いただけます。
【災害時お家生活のヒント(どうしたらいいの?在宅避難)】(世田谷区のサイト)
災害時に開設される指定避難所は世田谷区内に95箇所ありますが、当然そのスペース、機能は限られたものでしかありません。仮に大きな地震が世田谷区を襲ったとして、避難所で収容できる方は物理的に区民のうち、ほんの一部ということになります。以下は世田谷区が区サイトで発信しているメッセージです。
指定避難所で受け入れられる人数には限界があります。また、スペースや備蓄が限られることから、誰もが快適に感じる環境とはならず、環境の変化などによって体調を崩す人もいます。近年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を行うため、受け入れ人数をさらに制限する必要があります。指定避難所に行くことだけが避難ではありません。在宅避難・縁故避難・自主避難のご協力をお願いします。
ということで、先ずはご自宅の耐震化に取り組むべきということになります。災害後も自宅で過ごせるように。そして水や食料など生活必需品の備蓄もしておかなければなりません。
世田谷区では、そうした災害への備えを考えるきっかけにして頂くべく、在宅避難用の防災用品の配布を行う予定です。(補正予算案可決済み)
対象は今年(令和6年)5月1日時点で区内に住民登録をしている区民。世帯ごとに防災用品のカタログギフトが郵送されます。(※DV被害による避難等の事情で、区内に居住しているが住民登録がない世帯についても対象です)
カタログ配布開始は8月ごろの予定。世帯人数×3000ポイント(3000円相当)が付与されますので、ポイント数に応じてカタログの中から物品をお選びください。
今回の配布は継続的に実施されるわけではありません。今回の配布をきっかけに今後の災害への備えを、各ご家庭で進めて頂きますようよろしくお願いします。
コメントを残す