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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2023-12-23

「政党機関紙の庁舎内勧誘行為の自粛を求める陳情」。我が会派は「不採択」。役所内での公私混同や政治的偏り、ハラスメントなどについてはルールを。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

昨日のブログで、区民の方々からの請願審査についてアップしました。

以下、昨日のブログです。

「世田谷区議会議員による職員に対するハラスメントに関する条例」の改正を求める陳情。議員間や、有権者等から議員へのハラスメントに関する提言です。

本日のブログでは、先の企画総務委員会での請願審査についてご報告します。

先ず「請願、陳情とは?」ですが、以下ごらんください(区議会のサイトより引用)。

区政に関する事柄について、区民の皆さんが直接区議会に要望できる制度として「請願」があります。

提出された請願は、その内容により、関係する委員会で審査されます。審査の結果をもとに、本会議で採択されると、区議会では区長に請願書を送付したり、関係機関に意見書を提出するなど、その実現に努力するよう求めます。

なお、請願には議員の紹介が必要です。議員の紹介がない場合は「陳情」となりますが、請願と同様に扱われることもあります。

そして、今回ご報告するのは12月20日の企画総務委員会で審査された「政党機関紙の庁舎内勧誘行為の自粛を求める陳情」について。ちなみに、平成29年(2017年)11月10日の企画総務委員会にて「庁舎内における個人への政党機関紙の勧誘・配達・集金を禁止するよう求める陳情」についての審査が行われ、結果は「継続審査」でした。

昨日のブログにも記しましたが、

陳情、請願に対して、議員が示す態度は大きく以下の3つの選択になります。

◾️採択(もしくは趣旨採択)・・・陳情、請願の内容に賛同する

◾️不採択・・・陳情、請願の内容に賛同できない

◾️継続・・・現時点で答えを出せないので継続審査としたい

継続審査は、最もわかりにくいですが、継続と言っても実際には「お蔵入り」。

私が議員になってから、世田谷区議会では継続審査となったものが、真の意味で継続して審査されたことは一度もありません。そうしたことも鑑み、桃野の会派では採択(もしくは趣旨採択)、不採択と明確に答えを出すのが陳情、請願を議会に提出される方々への誠意ある態度だと考え、そのようにしています。

今回の請願に対して、我が会派は「不採択」としました。区側と議員の質疑によって、役所で政党機関紙の購読に関しては公私混同やハラスメントなどに対し、しっかりルールを定めて対応していることが明らかになったことから。

端的にいうと”今世田谷区役所の庁舎内では、政党機関紙に関連しての問題行為は行われていない”と判断しました。

今回も、他会派の多くは「継続審査(≒お蔵入り)」との判断。

自民、公明、立憲+れいわ、都民ファーストら・・・継続

我々の会派(維無行)、共産党・・・不採択

以下、請願文書表です。請願者の個人情報はマスキングしました。

 

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