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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2023-11-10

本日は請願審査。区民より「現在定期的に開催されている定例会及び各種委員会の開催場所を区役所敷地内の現況の場所以外の開催も検討して欲しい」との陳情

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日は朝の駅頭活動からスタート。

朝の駅頭活動は、当然ですけど天候によって気分が全く違ってきます。もうすぐ、寒い冬がやってきますね。冬の朝は暗いし、寒いしで中々に大変なのですが、その点、秋は良いです。

今年はいつまでも残暑が続きいったいいつになったら秋が来るのかと思っていましたが、ちゃんと来ました、秋。しばらくの間は、 快適な駅頭活動ができそうです。

駅頭活動後は、急いで議会運営委員会理事会へ。理事会で議会運営委員会の段取りを決定し、その後は議会運営委員会へ。

議会運営委員会では請願審査が行われました。

「請願」や「陳情」は、区政に関する事柄について、区民の皆さんが直接区議会に要望できる制度。例えば「国に対して〇〇に関する意見書を提出してほしい」「区内に***をつくってほしい」「△△についての条例を作ってほしい」などなど区民の方から寄せられた請願や陳情について議論をし「採択」「不採択」「継続審査」などと答えを出していきます。

今日の議会運営委員会では先の区議会定例会の会期中に受理された以下の陳情に関する審査が行われました。(以下は、請願文書より一部抜粋、要約)

◼️世田谷区議会開催場所の変更を求める陳情

主旨:現在定期的に開催されている定例会及び各種委員会の開催場所を区役所敷地内の現況の場所以外の開催も検討して欲しい。

理由:傍聴に訪れる人が少ない理由の一つにアクセスの悪さが考えられる。

例えば「砧総合支所や他の交通利便の良い場所での開催」を検討すべきと思う。そうすればもっと傍聴者は増え、区政への関心が高まるのではないか。

このように、区民の方から「こうすれば議会への関心が高まるのではないか」と意見を出して頂けるのは大変ありがたいこと。率直に感謝の気持ちを感じます。

さておき、区議会を他の場所でということには大きなハードルがあることも事実。まず本会議は天変地異などやむを得ぬ場合を除き、議事堂で開催することが規則で定められており、場所を変えるとなると規則の改正が前提になります。一方で、委員会の開催については規則や条例などの縛りはありません。

では、委員会なら簡単に別の場所でできるかというと、そうでもないのが実情。

先ず、区公共施設の会議室等を使って委員会を開くとなると、通常は区民が様々な活動のために利用している施設を公共利用で塞いでしまうことになります。そして、区幹部(主に副区長、部長級、課長級の職員)をごっそりと、通常の職場から遠い場所に連れ出すことになるのも区側への大きな負担に。これらのことを考えると、議会の場所を時に変更することが、大きな視点で見て区民益に合致するのかどうか疑問を感じる部分もあります。

今回の陳情の趣旨は「交通の弁の良い所で議会をひらけば傍聴者が増えるのではないか」との仮説に基づくものですが、そうであれば、現在進めているインターネット中継の充実(常任委員会もネット中継を行うなど)などに先ずは注力した方が良いようにも思います。

ということで、桃野の会派は今回の陳情に対する態度は不採択。議会運営委員会では過半数の委員が不採択と態度表明をしましたが「継続審査」を主張した会派もあり、今日のところは「継続審査」ということになりました。

繰り返しになりますが、議会の公開性を高めたいという主旨については、今回の陳情を提出した方と桃野の思いは同じです。インターネット中継の充実も含め、区議会の議論に多くの方が興味を持っていただけるよう、知恵を絞り取り組んでいきたいと思います。

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