大川小学校津波裁判。学校、教育委員会、自治体などは常日頃から「子ども達を守る」ための組織的な責任を負っている。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
昨日(3/13)の「日曜スクープ」で大川小学校津波裁判が取り上げられていました。
録画セット完了。必ず見る。「子どもたちは、なぜ死ななければならなかったのか」 東日本大震災特集 「大川小学校津波裁判が問う”日本のこれから”」 https://t.co/vUwzLMNJ02
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) March 13, 2022
東日本大震災から11年。あの震災で多くの方が犠牲になりましたが、それでも学校で多くの児童、教職員が一気に津波にのまれてしまうという事例は他にありません。
桃野は、昨年11月、震災遺構となっている旧大川小学校を訪れ、遺族も含めた関係者の方のお話を伺ってきました。その際に強く感じたのは、災害時であっても学校は「子ども達が守られる場所」でなければならないということ。
あれから10年。津波で死者行方不明者84名(児童74名、教員10名)の犠牲を出した石巻市立大川小学校へ。児童、教員の思いを無駄にせぬよう。
学校はあらゆることを想定し災害時の行動をよく練っておかなければなりません。学校、教育委員会、自治体などの学校関係者は、常日頃から「子ども達を守る責任」を強く胸に刻み、万全の準備をする義務がある。
世田谷区でも首都直下地震をはじめ、様々な災害に備えなければなりません。決して、学校が多くのこどもが命を落とす場所になってはいけないのです。
あの日、大川小学校でなぜこんなことが起きてしまったのか。
これを知ることは、悲惨な出来事を二度と起こさないために必要な一歩でもあります。
遺族の方々は、宮城県、石巻市を相手に裁判を起こし、地裁、高裁、最高裁まで続いた裁判で勝訴。その過程は一部、日曜スクープでも報道されていました。
また、番組内でも触れられていましたが、遺族の思いに迫ったドキュメンタリー映画「『生きる』大川小学校津波裁判を闘った人たち」が今春公開予定です。桃野は必ず見るつもりです。
【大川小、津波裁判巡る映画 「生きたかった命」伝える】yahooニュース
あの震災の時、大川小学校で何が起きたのか。NHKの時事公論の解説もわかりやすいです。
【「大川小津波訴訟 学校の果たす役割は」(時論公論)】NHKのサイト
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