世田谷区のワクチン接種。「のんびり接種」が少し改善。桃野の議会質問から約2ヶ月経ってようやくの前進です。明日(8/6)から予約受付も再開。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
一旦予約停止中となっていた世田谷区による新型コロナワクチン住民接種ですが、明日(8/6)の夕方、予約受付が再開されることとなりました。
【新型コロナワクチン接種の予約受付を再開します(8月20日から9月21日分)】(世田谷区のサイト、8月5日更新)
予約開始は明日(8/6金)の午後5:30分。8/20金曜日から9/21火曜日までの間で、合計約50,000枠の予約枠が設定されます。ワクチン接種の予約をしたいのにまだ予約できてないという方は、明日の17:30からの予約受付にてお申し込み下さい。世田谷区のワクチン接種予約サイトは以下です。
区の集団接種会場及び区内個別接種会場では、いずれもファイザー社製ワクチンを使用しています(楽天Gのご協力によるワクチン接種は「武田/モデルナワクチン」)ので、1回目、2回目を集団接種会場と区内個別接種会場とで組み合わせて予約することもできます。
今回新たに50,000枠が設定されますが、その内訳は以下。
1)1人あたり4分の接種ペースを3分に見直し、8月20日から8月31日の期間に新たに約20,000枠の予約枠を設ける。
2)予約受付を停止していた9月分(9/1~9/21)の受付をスタートし、約30,000枠の予約枠を設ける。
先ず、1)について。
これは、簡単に言えば、今までの接種ペースでは余裕があり、ようやく「もっと沢山打てるんだから打とう」と区が接種枠を増やしたということ。桃野は先の区議会本会議で「4分で一回の接種なんてのんびりしすぎ、他自治体の例を見習うべき。工夫をし30秒に一回ワクチンを打っている自治体もある」と訴え、具体的に改善策を提言していました。以下のブログも参照ください。
【世田谷区長。「海外の成功事例に学べ」ではなく、地に足をつけ「国内の他自治体から学べ」ば?ワクチン住民接種を進める良い事例が沢山あります】(2021.06.15 桃野ブログ)
今回、ようやく区は少しではありますが接種ペースを早めたことになります。接種スピードを早めることは、なるべく早い時期に多くの方にワクチンを行き渡らせるために大切なこと。「3分に一回」でも、世田谷区のワクチン接種は他の先進自治体に比べて「のんびりペース」ですが、桃野は引き続きスピードアップを促し、具体的に施策を提案し続けます。
そして2)について。
現時点で世田谷区に配分されることが見通せるワクチン量で予約枠を設定すると9月21日分までということになりました。今後8月中旬には「8月30日〜9月12日の間に国から世田谷区に配分されるワクチン量」が判明する予定。9月21日以降の予約枠については、8月中旬に世田谷区が公表する予定です。
新型コロナワクチンの接種は12歳以上が対象です。今年12歳になる子どもへの接種券はいつ届くのかという質問をお受けすることがありますので、本ブログに記しておきます。現在の世田谷区の接種券発送事務では、当月誕生日を迎える方をまとめて、翌月5日頃接種券の発送を行なうことになっています。つまり2021年7月1日に12歳になるお子さんも、2021年7月31日に12歳になるお子さんも、世田谷区が接種券を郵便局に持ち込むのが8月5日、郵便配達にて当該のお子さんのお手元に接種券が届くのはその数日後です。
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