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2017-02-12

世田谷美術館でその慧眼に驚く。1965年で既に「待機児童問題」を丁寧に取材し、世に問うていた花森安治。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
世田谷区議会は再来週から本会議、予算委員会と続き、来週は一般質問の「質問通告」。
桃野も只今、議会質問に向けた準備に時間を注ぎ込む日々ですが、今日は日曜日。
午後から少し息抜きも兼ねて世田谷美術館へ足を運んできました。
目的は、かねてより狙っていた「花森安治の仕事ーデザインする手、編集長の眼
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NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016年度上半期放送)の中にモデルとして登場した花森安治をテーマにした展覧会です。(ドラマの中では、唐沢寿明さん演じる花山伊佐次でした)
戦後の物不足の時代に〈衣・食・住〉を基本にすえ〈工夫とアイデア〉による豊かな暮しを提案した雑誌「暮らしの手帖」。その雑誌を編集長として30年間にわたって率いたのが花森安治です。
彼は表紙画からカット、レイアウト、新聞広告、中吊り広告、取材や執筆、制作から宣伝まで、すべてを手がけたそう。これ、本当にすごいこと。まさに天才と言っていいのではないでしょうか。
今日は、歴代の表紙の原画などをじっくり堪能してきましたが、どれも素敵な原画。厳しい仕事ぶりで知られた花森安治ですが、その作品は本当にあたたかく、人々の暮らしに対する愛情が溢れ出すかのようでした。
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日本全体が洋式化に向かう時代ということもあり、食についても様々な記事が掲載されていてこれも興味深かった。「ソース家の物語」なんて、フランス料理のソースの派生がわかりやすく表現されていて面白い。暮しの手帖といえば、女性の読者が多いのかなと思っていましたが「ネクタイ」や「男のレインコート」を検証した記事もありました。
その一方で「社会問題」を扱った記事もかなり多い。
1965年で既に待機児童問題を取材した記事があって「認可保育園は施設が良く、保護者が負担する保育料は安い」一方で「無認可は不十分な環境ながら、(補助金がなく)保護者の負担する保育料が高い」、「0歳を受けいれる保育園が非常に少ない」、「保育園を充足させるのは政治の責任だ」など。50年前の問題意識として、これはすごいことなんじゃないかな。
とにかく、幅広い視点で楽しめる展覧会で、桃野おすすめです。
■「花森安治の仕事ーデザインする手、編集長の眼」
会期: 2017年2月11日(土・祝)~4月9日(日)
開館時間: 10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日: 毎週月曜日 
※ただし、2017年3月20日(月・祝)は開館、翌21日(火)は休館。
会場: 世田谷美術館 1階展示室
観覧料: 一般1000(800)円、65歳以上800(600)円、大高生800(600)円、中小生500(300)円 
※障害者の方は500(300)円。ただし小・中・高・大学生の障害者は無料、介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。
※( )内は20名以上の団体料金。
 
 

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