2016-11-30
「世田谷ナンバー裁判」の判決。これはナンバーの好き嫌いの問題では無い。世田谷区の民主主義の問題なのです。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日のブログは「世田谷ナンバー」の話。
自動車の「世田谷ナンバー」、いわゆる「ご当地ナンバー」の一つとして導入されましたが、我々の会派は導入前からこれまで一貫して、その導入経緯(世田谷区長が民意を聞かずに突っ走った)に異を唱えてきました。
桃野が一貫して主張してきたのは「区民が本当に望んでいるなら、どんなナンバーでも良い。しかし先ずは区民のニーズを正確に把握してから考える話だ」ということ。ご当地ナンバーの導入については、所管する国土交通省も「住民が望んでいること」を条件の一つにしているのですから。
今回、区が「区民は世田谷ナンバーを望んでいる」と判断する元にした区民アンケートが又おかしい。。。驚くほど公平性に欠けるものです(こちらについては過去のブログを参照ください)。「区民の要望」を区長が恣意的なアンケートで、好き勝手にコントロールしていては、他の政策決定も区長の思うまま、ということになってしまいます。
我々の会派は、この問題を議会でも散々取り上げてきましたが、それでも区は全く方針を変えるつもりが無い。致し方なく場所を裁判所に移して、桃野も原告の一人として訴えてきました。
そして昨日、東京地裁の判決。
結果は「請求棄却」。我々の主張は認められませんでした。
(こちらは朝日新聞の記事)
さて、ここからどうするか。
原告団の皆さん、弁護士さんと相談して次なる行動を起こしたいと思います。
関連記事
コメントを残す