10月26日から、砂場の放射線量を測定。
昨日、世田谷区は、区内の「砂場のある公園等」の放射線量の測定を開始する旨を発表しました。
内容は以下。
世田谷区内の全「公園等」の数は568箇所。
そのうち、砂場のある「公園等」258箇所の放射線量の測定を行います。
測定期間は10月26日(水)~11月下旬の1か月程度。
最初の測定は、10月26日(水)9:30~、世田谷区立松丘公園(弦巻5-13-12)にて実施。
測定は砂場(高さ5cm)で1カ所、近くの樹木周辺(高さ5cm、50cm、1m)で1カ所。
区が委託した専門業者による測定。
結果は、区のホームページにて公開されます。
さて、調査の結果、ホットスポットが見つかったらどうするのか。
区の担当所管に問い合わせたところ、「土を上下入れ替える」、「土を取り除く」などの対応をするとのこと。
では、取り除い土はどこに持っていくのか。
答えは、区有地のどこかに、封入などして、まとめて置いておくしかないとのこと。
仮に、相次いで汚染された土を取り除く必要に迫られたら。
置き場所を決めることすら、大変な事態になりそうです。
話しは変わって、柏市の市有地でみつかったホットスポット(57.5マイクロシーベルト/時)。
文部科学省は「原発事故で放出された放射性セシウムを含む雨水が現場の側溝から外に漏れ出し、土壌に染み込んで蓄積された可能性が高い」と発表したようです。
汚染土壌や廃棄物の投棄と言った可能性は否定された一方、この市有地の「汚染土壌」をどこに持っていくか、これからの大きな問題となります。
「ずっとそこに居るわけではないから、被ばく量は、たかが知れている」という意見があることも承知しています。
しかし、放射能の危険性について、閾値はありません。
ましてや乳児や幼児も遊ぶ、公園という場。
しっかり調査の上、必要な対応をするのが、行政の当然の役割だと思います。
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