消費税の増税延期、内閣不信任案、軽減税率、参議院選、、、様々な思惑が交錯し、来週は政局の週となりそうです。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日の朝刊各紙は「消費税増税再延期」のニュースが各紙の一面トップ。
朝のニュース番組等でも大きく取り上げられたよう。
こちらはNHKのサイト。
【首相の「消費税引き上げ再延期」巡り論戦】
報道によると、予定されていた来年4月の消費税率の引き上げ(8%→10%)について、安倍総理大臣がこれを2年半延期する方針を麻生副総理兼財務大臣、谷垣禎一自民党幹事長に伝えたとのこと。
2年半の延期ということは、2019年(平成31年)の10月に延期ということですね。
税率引き上げについて安倍総理は既に、2014年11月、景気の悪化などを理由に15年10月に予定していた引き上げを17年4月まで延期していました。
その際、安倍総理は、「消費税増税延期について国民に問う」という大義名分で衆院を解散し総選挙を行っています。結果は自民党の圧勝。
さて、今回はどうなりますか。
日経新聞には気になる記事が掲載されていました。
いわく、安倍総理と麻生大臣、谷垣幹事長会談の際、菅義偉官房長官が同席。
出席者の一部(麻生氏か谷垣氏ということになると思いますが)が、「消費税増税を先送りするなら2014年の増税先送り時と同じように衆議院解散、総選挙を実施するべき」と述べたのに対し、「公明党の協力が得られにくい、実施すべきでない」と菅氏は、反対の見解を述べたそう。
”安倍総理は28日の会談では衆参同日選の是非について明らかにしなかった”とも。
31日には、民進党、共産党、社民党、生活の野党4党で「内閣不信任案」が提出されるとのニュースも報道されています。解散するなら諸々のスケジュールの都合から6月1日。
来週は、政局の週となりそうです。
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