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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2016-03-19

「みどりとみず」は世田谷の地を価値あるものにする源泉だと思う。区長は人口増を無邪気に喜んでいる場合ではない

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
本日も、予算特別委員会の桃野質問から。
持ち時間は限られていたのですが(12分ほどでした)、3月16日の「都市整備委員会領域の質疑」でも質問しています。
テーマは【世田谷をみどり豊かな、住み心地の良い町に】
これは世田谷区のまちづくりを考えれば、とても大切な視点。
桃野は「世田谷の価値の源」と言っても良いぐらいではないかと常々思っています。
世田谷区(行政側)も当然、その価値観は共有していて(いるはず)、みどりの保全と創出については明確な数値目標を持っています。
それが「みどり33」。
「みどり33」とは?
区制100周年(2032年・平成44年)に区の「みどり率」を33%にするという数値目標。
「みどり率」は、緑が地表を覆う部分に公園区域・水面を加えた面積が地域全体に占める割合。
航空写真から計算され、屋上緑化も含んだ数値となる。

では、世田谷区の「みどり」は今どうなっているのか。
実はこれが、ずーっとずーっと減少中(※)なのです。
平成23年度の調査で、世田谷区の「みどり率」は24.6%でした。
区は「みどりとみずの基本計画」という、「みどり33」をブレイクダウンした計画を定めていて、この計画上は、来年度中に行なわれる調査で「みどり率」が27.5%になっている必要があります。
ちなみにみどり率1%に相当する面積は58ha(ヘクタール)、東京ドーム約12個分ということになりますから。。。
スクリーンショット 2016-03-19 11.42.04
と、こんな感じ。
区役所の皆さん、毎度毎度

「あー、今回も無理だったね」
「みどり33なんて絶対無理だよね」

とはなっていないでしょうかね。

本気で「みどり33」を目指すなら、開発に対して強い規制を入れ、本気でみどりを保全しなければいけないと思いますし、もしもこの計画を非現実的だと判断するなら、計画自体を見直さなければいけません。
今回、桃野からは「特別緑地保全地区」の指定を増やすこと。
教育・啓発をより活発に行なって行くという視点から成城にある「ビジターセンター」の更なる活用の提言。
を行ないました。

区からは「特別緑地保全地区」については「来年度は1箇所増やす、相応しい場所の情報を集め指定に向けて調整しながらしっかり進めて行く」という答弁がありました。
又、ビジターセンターについては、これまで休館日であった月曜日・火曜日が祝日や振替休日と重なる場合は、来年度から開館日とする旨の答弁がありました。
小さなことですが、施策としては一歩前進と言って良いのではないかな。
しかし「みどり33」達成に向けての道程はかなり険しいことは事実。
世田谷区の人口は、2月26日発表の15年簡易国勢調査の速報値で、初めて90万人を超えました。
世田谷区長は、これまでことあるごとに「世田谷区は7つの県より人口が多い」と誇らしげに語り、あたかも世田谷区長は県知事クラスのステータスなんだと言わんばかりです。
でもね。
人口増とみどりの保全はトレードオフの関係。
(いわゆる「こちらが立て場、あちらが立たぬ」というやつ)
区長は、人口増を無邪気に喜ぶのではなく、みどりの保全、創出にも、関心を持ってもらわなければ困ります。「みどり33」は、そもそも区が公式に掲げている計画なのですから。

「みどり率」という指標が導入される前に参考にしていた「緑被率」から一貫して減少中。
途中、数値が一度上向いたことがありますが、それはみどりが増えたのではなく、航空写真の精度があがったことが要因。

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