スポーツを愛する全ての人にユニバーサルな都市、東京。そんなレガシー(遺産)が産まれますように!
2020年東京オリンピック・パラリンピック。
新国立競技場やエンブレムをめぐるゴタゴタ。
そして、開催地への立候補当初「お金をかけずにコンパクトなオリンピック・パラリンピックやります!」と声高らかに宣言し「3,000億円ほどでやります」と言っていたものの、今の試算で何と費用は1兆8,000億円(6倍!)に膨らんでいるそう。
(報道内容はこちら)
このまま行くと、スポンサー収入、チケット収入を超えて大きな金額の税金が投入されそうです。。。
さて、我々が一丸となって前向きな気持ちでオリンピック、パラリンピックの開催を迎えられるのか、甚だ不安な状況ではありますが、地方自治の現場にいる一人としては、少しでもプラスの効果、良い政策を導きだしたいところ。
うまくいけば、そんな一つになるでしょう。
障がい者スポーツの振興の為に、ある政策が動き始めています。
それは「特別支援学校の体育施設を地域の障がい者スポーツ団体に開放します」というもの。
■特別支援学校(とくべつしえんがっこう)とは
障害者等が「幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準じた教育を受けること」と「学習上または生活上の困難を克服し自立が図られること」を目的とした日本の学校である。個別の学校名の末尾が盲学校(もうがっこう)・聾学校(ろうがっこう)・養護学校(ようごがっこう)であるものもあるが、これらも学校教育法における特別支援学校である。
(以上Wikipediaより抜粋)
東京にある特別支援学校は都立57校、区立5校※。
東京都は、2016年度からモデル校5校で上記学校開放を実施、2020年に向けて対象校を順次広げて行くと発表しました。
これ、すごく良い事ですよね。
これまでブログでもお伝えしてきました。
世田谷区など東京の区部に暮らす人々にとってはスポーツができる場(グランドや体育館など)は非常に少ない状況ですが、特に障がいのある方がスポーツを楽しめる場というのは極端に少ない。
例えば「車椅子バスケット始めたい!」と思っても、なかなか活動の場がないんですよね。
特別支援学校の施設なら、外部の障がい者にとっても使いやすいバリアフリーな施設になっていますし、地域の皆さんとの連携も上手くいくのではないかな。
スポーツを愛する全ての人にユニバーサルな都市、東京。
オリンピック、パラリンピックを機に、そんなレガシー(遺産)が産まれる事を楽しみにしています。
(桃野も微力ながら頑張ります!)
※平成27年4月1日現在の数字、ちなみに世田谷区立の特別支援学校はありません。
コメントを残す