「安全保障関連法案」の廃案を求める意見書。世田谷区議会では残念ながら否決
多くの国民が、そして憲法学者が「違憲」だと考える範囲にまで武力行使を容認できるようにする、いわゆる安保法案。
政府自民党が「60日ルール」(参院が法案送付から60日を経ても議決しなければ、衆院で3分の2以上の賛成をもって再可決できる)を使ってでも成立させようと、国会の会期、”戦後最長”の95日間延長を決めました。
日本の安全保障政策をどこに向かわせるのか。
その行く末を決める大切な局面が近づいて来ています。
桃野も本日は、小野次郎参議院議員(危機管理、安全保障の専門家)に、様々な観点(小野参議院議員も政府案には反対)からお話を伺ってきました。
集団的自衛権なのか、個別的自衛権なのか。
何が出来て、何が出来ないのか。
野党各党、その主張は様々ですが「政府案は廃案に追い込まなければいけない」という一点だけは一致しています。
この局面で、是非野党は、その一点だけでもスクラムを組んで頂きたいと思っています。
さて桃野も、無所属の区議会議員という立場で出来る事をやっていかなければなりません。
先の世田谷区議会本会議では、桃野を含む超党派の議員15名で提出した議員提出議案があります。
「安全保障関連法案」の廃案を求める意見書
(掲載資料は3枚です)
結果は・・・
残念ながら否決されてしまいました。
提案者にはなっていないが議案には賛成した議員は4名(江口じゅんこ議員、高岡じゅんこ議員、すがややすこ議員、ひうち優子議員)で、賛成19名。
反対は自民15名、公明10名のほか、無減連(あべ力也区議、青空こうじ区議)、希望(小泉たまこ区議、佐藤美樹区議、阿久津皇区議)の30名。
結果は非常に残念ですが最後の最後までできることをやらなければなりません。
残る手だてにして最大の手だては、”政府案は違憲だ。許しては行けない”という国民の声です。
桃野も最後まで声を上げ続けたいと思います。
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