無傷で回収できたのは良かったが・・・。盗難車発見、通報という初めての経験
世田谷区のコミュニティサイクルシステム(愛称「がやリン」)
世田谷区では区内6駅7か所にレンタサイクルポートがあり、このうち4か所のポート(桜上水南・経堂駅前・桜新町・等々力)では、自転車をどこでも借りられどこへでも返却ができるコミュニティサイクルシステム(愛称「がやリン」)を導入しています。
桃野は、自転車を公共交通機関と位置づけ工夫を加えて行けば、もっともっと便利で、健康や環境に良いシステムになると思っています。
がやリンもまだまだ発展の可能性がある!
サイクルポートの増設、PASMOやSuica等での貸出し、他自治体のコミュニティサイクルとの連携など、これまでも具体的な政策提言を行なってきました。
さて、そのがやリン、区役所の担当所管とは、盗難対策がほとんど為されていないことについても話をしてきましたが・・・
先日某スーパーの駐輪場に置かれていた自転車。ふとみると、がやリン。
「おー、誰かががやリン活用しているのね」と思って通り過ぎる。
数日後、同じところを通ると、又同じところに、同じがやリン自転車。
「ヘビーユーザーが居るのかな・・・」と考え通過。
数日後、同じところを通ると、また同じがやリン自転車。
「ん。。。。」
よく見ると、カギもかかってない。
「あー、これ誰か乗り捨てたんじゃないのかな」
と思って、車体番号を世田谷区役所の交通安全自転車課に連絡。
すると、12月5日(今から2ヶ月以上前)に「盗まれた」と連絡のあったがやリン自転車だとわかりました。
桃野が発見した時にはカギがつけっぱなしだったので、カギをかけてない状態で盗まれたのか。
コミュニティサイクルとはいえ、借りた自転車ですから、借り主は、最低限カギはかけて管理してもらいたいですね。。。
施錠をしなかったことで、盗まれた場合は、借り主に一部負担をお願いするという方法も一考です。
任意か義務かは別にして貸出し時に盗難保険を準備することも必要かもしれない。
もちろん自転車を盗む人が居なくなるのが一番ですが、それも現実問題なかなか難しいですよね。
コミュニティサイクルは「借りた人がきちんと返す」のが前提です。
そこが、うまくいかないと成立しません。
区の所管によると、年間十数台のがやリン自転車が行方不明になり、そのうちの6割ほどがその後発見されるそうです。
(4割は最後まで出てこない)
行方不明の自転車が増えれば、コストが膨らみ、税金を使ってシステムを維持する事は困難になるかもしれません。
とりあえず、今回は無傷で自転車が戻って来る事になったのは良かった。
でも、利便性向上の他に、盗難対策も大切な課題だと痛感したのでした。
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