公務員を目指す志望動機が「安定性」だけではさびしい。意欲あふれる若い力を登用する仕組みが必要ではないか
先週末、区内の大学に通う学生から「世田谷区の職員になりたい」との相談を受けました。
行政と議会は区政発展の両輪。私なりに、現在の区政課題などのお話をし、又採用試験の仕組みや、大学生に対するインターンシップ制度があることなどについて情報提供をいたしました。
地方公務員法にあるように「全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念し」ようとする志し高き若者は、是非、世田谷区役所へ!
さて、区の職員を目指す方にも是非、見ていただきたいのが、本日(12/25)発行、区の広報誌「せたがや」。
(新聞折り込みの他、区の公共施設、区内各駅、一部コンビニなど様々な所で配布しています)
今号の6−7ページには「世田谷区人事行政の運営等の状況」が掲載されています。
それを見ると、職員総数5,056人のうち2,797人と大半を占る一般行政職の場合
大卒初任給は18万1,200円。
平均年齢は43.0歳、平均給与月額は44万831円。
階層別に見ると、
部長・・・平均年齢57.0歳、平均年収1,219万6,000円
課長・・・平均年齢53.0歳、平均年収1,049万3,000円
係長・・・平均年齢49.4歳、平均年収 810万5,000円
ちなみに、一般行政職全体において、係長以上が占める割合は約45%です。
民間企業に比べると、年功序列のシステムがかなりガッチリとしてるのが役所ですが、世田谷区役所では近年「仕事が大変そうなので課長にはなりたくない」と昇進試験を敬遠する若手職員が増える傾向にあるといいます。
役所であっても、意欲あふれる若い力を登用する仕組み、時にマネジメントも含めた役割を与える仕組みも必要ではないか。海外の自治体、民間企業などとの人事交流も良いのではないかな。
役所の人事にも多様性が要求される時代のように思います。
世田谷区役所45歳、課長級職員がセクハラ等により懲戒処分。セクハラによる懲戒処分はこれまでに無かった動きです。 美しい建築物をはじめ、価値ある文化財がたくさんあります。この夏「せたがやの文化財」めぐりはいかがでしょう。 DV被害者が「区は自分を守ってくれている」と感じながら暮らせる世田谷区を作っていかなければなりません。 所得制限なし。都内在住の子どもに対し、一人当たり月額5千円(年額6万円)を支給。「018サポート」(東京都の事業)がスタート、9月に申請開始です。 桃野が「接種費用の助成を」と政策提言してきた帯状疱疹ワクチンの件。いよいよ世田谷区でも来年度から助成が始まります。50歳以上の方は半額程度に。
コメントを残す