町の賑わいを取り戻して行くというのは、人々が生活を取り戻して行くという事です
昨日のブログに続き、福島県南相馬市でのボランティア活動について。
今回の活動場所、南相馬市小高区は、現在「避難指示解除準備区域」ですので区域内での宿泊は許されていません。
よって、旅館、ホテルはもちろん商店も営業していませんので、作業にあたるボランティアの食事、宿泊などは区域外に出て、求めることになります。
今回、私が宿泊したのはボランティア向けの無料宿泊施設、東北電力グリーンパーク。
正確な人数はわかりませんが、ざっと30人ぐらいの方が宿泊されていたでしょうか。
(非難指示解除準備区域外では、他に旅館なども営業しています)
ここは、元々東北電力のスポーツ施設だったところに、コンテナを置き、畳を並べ、ザコ寝できるスペースをつくったもの。本来は宿泊施設ではありません。
施設内に、毛布等の簡易な寝具がおいてあって、宿泊者は各自それを使って眠ります。
宿泊施設とはいえ、ここには風呂、シャワーなどがありませんので、日中、汗と土にまみれた身体は銭湯などで洗い流さなければなりません。
そういったこともあり、ボランティアセンターでは「銭湯」と「温泉施設」のチケットを販売していて、いずれもボランティアは正規の料金より安価に購入することができます。
私は、土曜日〜日曜日の2日間とも温泉施設のチケットを購入しました。
本来700円のところが400円。小高区のとなり、原町区まで車で30分ほど移動しての入浴です。
夕刻ボランティア活動センターで解散、車で入浴施設まで30分。
汗を流したら、宿泊施設までは車で40分ほど。
時間はかかってしまいますが、ぜいたくは言えません。
あと食事ですが、非難指示解除準備区域の小高区内ではコンビニエンスストアも営業していませんので、ボランティアは小高区に入る前に、朝、昼食を各自購入して、現場に持ち込む事になります。
というパターンが基本なのですが、毎週土曜日の1回/週のみですが、昼頃、ボランティア活動センターにファミリーマートの移動販売車がやってきます。
買い物ができるというのは、昼の休憩時間がちょっと華やかになるようで嬉しいもの。
お菓子とかジュースとか。何となく買って気分もほぐれます。
同じ南相馬市でも、小高区以外の地域では、商店も営業を再開し、復旧復興が前進している感があります。
「買い物ができる」「人がにぎわう場所がある」など町の賑わいを取り戻して行くというのは、人々が生活を取り戻して行くという事でもあります。
被災地の全てがそうなりますように。
私も微力ながら、被災地支援を末永く続けたいと思っています。
世田谷区議会、令和6年第3回定例会の会期見込みは9/17(火)から10/18(金)までの32日間 。 区民農園は、区民の皆様に土に親しむ機会を提供し、併せて農地の保全と緑地空間の確保を図る事業。区内19ヶ所。水道、物置、農機具等が備えられています。 コロナ禍で働き方が大きく変わったと言えるでしょう。又行政が求められる仕事は益々多様化しています。副業人材など、外部人材の活用は不可欠。 青空のもと、世田谷美術館の「エリック・カール展」へ。小さな子どもから「昔の子ども」まで大勢の人で賑わってます。 文科省TALKの原則。Askは「死にたい」という気持ちについて率直に尋ねる。徹底的に聴き役にまわるなら自殺について話すことは危険でなく予防の第一歩。
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