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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2013-04-11

メダカを使って水の管理。初めて知りました。

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これまで、議会で何度も取り上げてきました。
災害時、区民の安全を守るためには、万全の備えが必要です。
その一環でありますが、世田谷区役所が非常時に「災害対策本部機能」を果たさなければならないのはもちろんです。
世田谷区の本庁舎については老朽化問題も含め、抜本的な対策が必要ではありますが、今般、応急整備として非常用電源の強化、飲料水確保のための深井戸の設置等が行われました。

第1庁舎にしかなかった非常用電源に加えて、第3庁舎に電力を供給できる非常用発電機と、72時間分の燃料を備蓄できるオイルタンクが設置されました。
視察時に説明を受けたのですが、原理は小型ジェット機のエンジンそのものとのことで、稼働時は轟音を発するため防音設備が必須との事。


世田谷区役所の第3庁舎の脇に深井戸が掘削されました。
本庁舎には約2,400名の職員がいますが、各職員に対して1日3リットルの水の確保を念頭に7,200リットル、7.2トンの水が必要と想定しています。加えて、下水道が機能しない事態を想定して、4日分の排水容量を確保できる貯留槽も設置されています。
井戸水は、PHなどの数値管理とともに、「メダカ」の水槽に誘導して、農薬などの汚染がないかを管理しています。
メダカの様子は水槽上部のCCDカメラで常時観察。

今回は、あくまで応急整備ですので、庁舎の老朽化問題含め、区長には強いリーダーシップで取り組んでもらえるよう議会活動を通じて働きかけて行きます。

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