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2023-09-30

組織は人なり。区役所が、区民の皆様に対して良い仕事をするためには、良い人材を採用すること、又良い人材を育てることが不可欠です。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日のブログは先の本会議代表質問より。

世田谷区役所のDXの取り組みに関連して、IT人材の確保についても質問しました。

組織は人なり。区民の皆様に対して良い仕事をするためには、良い人材を採用すること、又良い人材を育てることが不可欠です。

先の本会議では、DXを進めるための人材確保戦略についても質問しました。

これまでの世田谷区役所には、巷間IT人材と言われるような方はほとんどいないと思われますが、今、そしてこれからの時代は益々、こうした人材を採用、育成することが必要です。

経済産業省が平成 28 6 月に公表した「IT 人材の最新動向と将来推計に関する調査」 によれば、IT 需要が今後拡大する一方で、我が国の労働人口(特に若年人口)は減少が見込まれ、IT 人材の需要と供給の差は、需要が供給を上回り、2030 年には、最大で約 79 万人に拡大する可能性があると試算されています。

当然、IT人材の中でも、スキルレベルには種類や幅があり、経済産業省は、AIやビッグデータ、IoTなど第4次産業革命に対応したIT人材を「先端IT人材」、従来から続くシステムの受託開発や運用・保守に対応するIT人材を「従来型IT人材」と位置付けています。

区役所が何から何まで自前で人材確保をする必要はないと思いますが、民間企業との競争がある中、今後どのような人材をどのように確保していくのかという戦略が必要でしょう。

今月1日には、東京都の政策連携団体であり、都内自治体のデジタル化を支援する一般財団法人ガブテック東京の事業が始まりました。東京都はこのガブテック東京を活用しながら「東京都と区市町村が協働してDXを効果的に進めるための新たな枠組みをつくる」としています。

世田谷区は今後、このガブテック東京とも密接に連携していくべき。これらの趣旨で区側に提案をしました。

区側の答弁は概ね以下の内容。

・DXを推進し区が質の高い区民サービスを提供し続けていくためには、ICTに関する専門知識を有するだけでなく、デジタル技術の活用を念頭に、業務プロセスや行政サービスのあり方を考え、見直すことができる職員の確保が不可欠。

・人材確保の取組みとしては、特別区人事委員会において、今年度からICT区分の事務職の採用試験が実施され、区でも採用を予定している。

一般財団法人ガブテック東京は、都と区市町村との三者による協働で東京全体のDXを推進する新たな枠組みとして、本年9月から事業を開始した。

・(ガブテックとの協働事業は)スケールメリットによる費用削減や新たなサービス構築、多様な専門スキルを持つ人材活用といった、自治体単独の取組みでは得られない効果が見込めると期待している。デジタル人材の安定的な確保など、区が抱える喫緊の課題への対応のほか、新技術活用に向けた中長期的な検討など、区民サービス向上に向けて連携して取り組む。

区とは課題意識を共有できたように思いますし、又区も具体的にIT人材の確保、育成に積極的に取り組む意思を示した積極的な答弁だったと思います。

引き続き、行政、区議会が力を合わせて、区民の暮らしをもっと便利に。桃野は、世田谷区役所のDXを進めてまいります。

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