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2025-09-22

相変わらず問題から逃げまくる区長。今日も恵泉通りは繋がる気配なし。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日のブログは先の議会質問より。これまで会派を挙げて取り組んできた「恵泉通り」についてです。

主要道路106号線、いわゆる恵泉通りは、昭和41年の着工から実に59年。一軒の土地占有者によって道路がつながりません。

以下の図で、黄色と茶色で塗られた部分が恵泉通り。赤い部分が道路敷地にかかっている一軒の住宅(建物・敷地)です。

このいつまで経っても開通しない恵泉通り。以下、議会質問の様子、ダイジェスト版です。

地域の皆様のお困りようは、地元町会長ら306名から提出され令和6年6月19日の本会議で趣旨採択となった「主要生活道路106号線(恵泉通り)の一刻も早い完成を求める陳情」を見ても明らかです。

我が会派の代表質問を振り返るとこの間、建物を壊さずとも片側一車線程度の道幅は確保できる(上記図の赤い部分を見てください)ことを示しながら段階的に道路を開通させることを提案したり、市長が直接3度土地占有者と話し合いをするなどトップ自らが丁寧に対応した上で、公共の利益を判断し、行政代執行に踏み切った市川市の実例を示したりして、区長に対応を求めてきました。

昨年9月には「なぜ区長が直接、土地占有者に会いに行かないのか」と問いましたが区長は答えず。

その後も占有者に会いに行くことはなく、問題解決に向けた具体的な進展はゼロです。

そこで大きく3点聞きました。

まず1点め。

(質問)本年2月19日の区長の答弁によると、所管部が占有者のご親族に対し「区長が会いたいと言っていると占有者に伝えてほしい」と1月にお願いしたようですが、首尾よく伝言は伝わったのか。伝わったならその返事はいかなるものか。

(答弁、部長)

区長の指示のもと、所管部にて占有者のご親族との調整を進めた。区長の面談については一定のご理解をいただいたが、そのためにもまずは、所管部において様々な課題について、さらに少し話し合いを持ち、解決のためのステップを踏むことが必要なのではないかとのご意見をご親族からいただいた。

占有者ならびに、本道路の整備に課題を感じている地域の方々 との話し合いを2回行った。話し合いを継続している。然るべき 時期に区長面談を行う等粘り強く交渉を行う。

2点目。

(質問)これまでの議会答弁以降、何か進展があったのか。

(答弁、区長)

所管部においては、占有者宅での面談に続き、占有者のご親族と面談の場を6月にも設け、あらためて説得のお願いをした。また、担当副区長にも相手方ときめ細かく面談をするよう指示した。先般、副区長が占有者と面談し、自主的な明け渡しをお願いしてきたとの報告を受けている。

 

3点目。

(質問)裁判でも決着し、道路開通が公共の利益に適うことが明らかな以上、区長は自身が明け渡しを説得できなければ行政代執行、期限はいつだと示すべきだ。見解を聞く。

(答弁、区長)

私(区長)としても、交渉の節目となる適切なタイミングを見極め、 相手方と直接お会いしお話しした上で、事態解決に向けた判断をすることもあると考えている。

代執行の期限については、現段階では答えられない。一刻も早い事態解決に向け強い決意をもって進める。

質問と答弁の概要は以上です。

今回も区長は「期限を決めて仕事をする」という当たり前のことから逃げる答弁。そして要は「部下に粘り強く交渉をするよう指示した」と言っているだけです。

繰り返しになりますが、着工からもう60年にもなろうとしていますが、一軒の家が土地を占有して道路がつながりません。土地は既に区のものになっているにもかかわらずです。

ずっと平行線。

区長は桃野の重ねての質問に対して「何度でも私が占有者のもとへ出向くことをしたい」と答えましたが、実際には行きそうな気配もありません。

これまで副区長から現場の職員までが何度も何度も交渉をし、それでも明け渡しをしてもらえないのです。

後は区長が行って話す、それで埒があかなければ次のステップへの移行を決断する。これが唯一無二、組織のリーダーの果たすべき役割では無いでしょうか。保坂区長には何度言ってもご理解頂けないようですが。

質問と答弁の様子は以下の動画でご覧ください。

こちらはフルバージョンです。

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