不登校の子ども達のために「特別な学校をつくる」。これには桃野は反対です。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
不登校の子ども達のために「特別な学校をつくる」。これには桃野は反対です。
もちろん、不登校の子ども達への対応は大切。
でもそれは不登校児童生徒向けの特別な学校を作ることではないはずです。桃野はこれまで議会でも一貫して述べてきました。
以下、関連ブログです。
一方で、世田谷区が今年の4月に開校したのは、学びの多様化学校(不登校特例校)「世田谷区立北沢学園中学校」。
桃野は昨日、その北沢学園中学校を訪問して学校の様子を拝見するとともに、校長や副校長のお話を伺ってきました。

統廃合された旧北沢小学校に設置した学校で、校舎や校庭はほぼそのまま使われています。在籍している生徒は1年生10名、2年生10名、3年生12名の合計32名。
児童館(きたっこ)や、教育センター(ほっとスクール)も併設されていますが、それでも校舎校庭の規模に対して生徒数が少ないですから広々としています。静かに過ごせる「サイレントルーム」や遊びに使えるプレイルームもあります。

ソファやハンモックもあって子ども達がリラックスして過ごせそうな場所も充実していました。

卓球台やモルックのセットもありました。
全体の出席率は85%程度で、3年生の生徒では90%を超えるそう。数字を見れば、かつて不登校であっても北沢学園中学校では学校生活を無理なく過ごせるという生徒が多いようです。
そこで冒頭の話に戻りますが、それでも桃野は、不登校の子ども達のために「特別な学校をつくる」ことには反対です。
最新の数字は非公表になってしまいましたが、過去の資料をあたると令和4年度の世田谷区の不登校児童生徒数は1540名。様々な情報から推測すると今でも同程度の人数で高止まりしていると思われます。
前述のように北沢学園中学校で学べるのは30名ほどですが、今年は3学年で69名の申し込みがあり、抽選、その後の辞退などを経て32名が学んでいる状況です。
世田谷区の不登校特例校には、もう一つ世田谷中学校 学びの多様化学校(不登校特例校)分教室「ねいろ」(@教育会館2階)がありますが、こちらでは中1が8名、中2が19名、中3が13名の合計40名が学んでいます。
不登校児童生徒数が1500〜1600名に対して、中学生72名のみが学びの多様化学校で学んでいるわけで、全体に対してはほんの一部でしかないのです。
行政の務めとして、各地域で各地域の子ども達が学校に通える状況を作るべきでしょう。世田谷区の面積は23区の中で2番目に広い58平方キロメートル。北沢にある中学校に容易に通える子どもは区内に住む子どものほんの一部です。
世田谷区の小学校61校、中学校29校それぞれの学校で多様な子ども達が過ごせる場所があり、そこで学ぶことができること、そして世田谷区の小中学校が不登校になる子ども達を生み出さない取り組みを進めること、こそ重要です。
区内に一つ(分教室も含めれば2つ)、スペシャルな学校を作り、学校に行けない子はそこで学ぶという方針は、見方を変えれば「普通の学校からの排除」とも言えるのではないでしょうか。

新型コロナワクチン4回目接種。接種券は明日5/13から到着開始予定です。接種対象者は60歳以上の方、基礎疾患を有する方等。対象者のみ接種券が届きます。 
食材費高騰への対応として、学校給食の補助に約2億2千万円。補正予算の審議はこれからですが、議会では賛成多数となるでしょう。桃野はもちろん賛成。 
終末期の高齢者が本人の意思で「穏やかに逝きたい」と思っていても、家族が119番通報し救急隊が到着する、その時に。 
「政治休戦」だって?保坂区長の言っていることはむしろ、戦時中(これは本当の戦争、太平洋戦争時の日本)の「大政翼賛」という歴史を彷彿とさせる。 新型コロナで一斉休校中の小学生。家庭で勉強している子どもの割合は減っていくとの調査。










コメントを残す