近隣自治体の図書館を世田谷区民は使える?「調布市に相互利用の要望書を出しても反応・返事なし」。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
今日のブログも先の予算特別委員会より。
3月17日(月)の文教委員会所管質疑にて、以下取り上げました。
1)近隣自治体の図書館との相互利用について
2)「チェイスボール」について
3)小学校特別支援学級(知的障がい学級)連合運動会をやめてしまうことについて
4)区立中学校での飲料自動販売機設置について
先ずは「近隣自治体の図書館との相互利用について」ご報告です。質疑の様子は以下の動画でご覧下さい。
この問題、2024年(昨年)の2月22日に桃野が取り上げてから一年以上経ちました。
世田谷区の図書館は住所要件なし。どこにお住まいの方でもご利用いただけます。そして近隣他区の図書館はどこの区に住んでいるかは関係なく、お互いに利用可能。又近隣の狛江市、三鷹市の図書館も世田谷区民に対して開かれています。
ところが、、、
調布市の図書館を使える世田谷区民は調布市至近のごく限られた方のみとなっています。これはもちろん調布市が利用(図書貸し出し)に制限をかけているから。
世田谷区は、調布市民が自由に区図書館をお使いいただけるようにしているのですがら、そこは調布市も世田谷区民に対してオープンにして欲しい。世田谷区には、相互利用について、積極的に調布市に働きかけてもらいたい旨、桃野は提言しています。
桃野が昨年2月に議会で取り上げたその4ヶ月後、世田谷区立図書館と調布市立図書館とで実務担当者同士の交渉を行った上で、令和6年6月13日、世田谷区は、調布市が世田谷区民を図書館の広域利用対象とするよう要望書を提出しています。
今回、交渉はその後どうなったのかと議会で問うたところ、区側の答弁は「要望書を出したが、調布市からは反応、返事はない」とのことでした。
要望書を出してから約10ヶ月、何も反応や返事をしない調布市も調布市ですが、それを長らく放ったらかしにしている世田谷区も世田谷区です。
今回の改めての質疑を経て、世田谷区役所がきっちりと仕事をしてくれればいいのですが。桃野も引き続き注視して参ります。
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