2021-10-31
今日は衆議院選挙の投開票日。投票が締め切られた午後8時直後に「当選確実(当確)」の報道が流れる不思議。まだ開票作業が始まっていない段階でなぜ?
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は衆議院選挙の投開票日。本ブログを更新しているのが10月31日の午後8時ですので投票は締め切られています。
今晩はNHK、民放共にテレビ番組が選挙特番一色ですね。
さて、テレビや新聞社のサイトでは、投票が締め切られた午後8時直後に一斉に「当選確実(当確)」の報道が流れますね。まだ開票作業が始まっていない、始まっていたとしても票数が公表されてない段階でなぜ当選確実とされるのか不思議な方もいらっしゃると思います。
あれは、報道各社が事前にデータを集めて「これなら◯◯候補の当選が”確実”だな」と判断されたときに報じられるもの。午後8時の当確がひっくり返った事例は知りませんが、ごく稀に民放で「当確」と報じられた候補者が落選する例があります。
報道機関ですから、より早く事実を報じたいというのは、いわば本能。
1秒でも早く報じるために投票箱が閉まる前に、その候補者の過去の選挙の得票数や、候補者が支援を受けている組織の集票力などのデータを集めます。
そしてデータの中でも大きなものが出口調査。投票所で投票を終えたばかりの有権者に「誰に投票しましたか」「どの政党に投票しましたか」と投票先を尋ねてデータを集め、判断材料にするのです。桃野も以前、投票後に新聞社の方(もしくは新聞社に雇われているアルバイトの方?)に聞かれた経験があります。
ということで、今日も「選挙に強い候補者」は午後8時の時点で当選確実となり、事務所で「バンザーイ!」と喜びをあらわにする事でしょう。
午後8時と同時に報道各社が「当選確実」を報じ始め、大勢が判明するのは明日(11月1日)の未明となります。
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