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2012-01-20

米国87.5%、中国67.0%、韓国46.8%、日本15.4%。

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本日は、尾木直樹教授(法政大学キャリアデザイン学部)の講演を聴講。
尾木教授よりも、”尾木ママ”の愛称の方が有名かもしれませんね。
独特の語り口が人気を呼び、テレビや雑誌などでご活躍の大学教授です。
今日の講演のテーマは「子どもの危機をどうみるか―家庭と学校と地域のつながり―」
1時間半の講演の中で、多岐に渡る内容が盛り込まれていたため、今日は各種エッセンスのみという感じでしたが、示唆に富んだ内容でした。
心に残った話を一つ。
子どもにとって基本となる人間関係は親子関係。
しかし、この親子関係が「関係不全」になっている。
この関係不全により、子どもの自己肯定感が失われていく。
関係不全の大きな原因は、家庭の価値観が学校的価値観にはまっていくという構図。
学校というのは競争原理によって評価される場。よって成績は他者との評価で語られる。
家庭でも学校と同じ価値観で接すると、子どもは他者との比較でしか自分を評価できなくなる。
学校は学校、家庭は家庭の価値観があるべき。
親は家庭では親バカでいい。
15歳の子どもに「自分は優秀だと思うか」と問う調査では、「そう思う」と答える率は以下。
米国87.5%、中国67.0%、韓国46.8%、日本15.4%。
 その他、日本では教育の「量」のコントロールのみが注目され、「質」の向上がおざなりになっている等の話もありました。
「日本の教育制度は超無責任!!メチャクチャな事をしてるのよ~」等、時々入る興奮気味のコメントが場を盛り上げていました・・・

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