受験生の心理につけ込んだ“痴漢チャンスデー”などの犯罪をあおる言葉。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
受験シーズンですね。
首都圏では中学受験は既にスタートしていますし、来週末(1/18.19)は大学共通テスト、1月後半から2月にかけては高校受験もスタートです。
現在、インフルエンザの流行が続いています。受験生の皆さんには試験当日を無事に迎えられますように、そして実力をしっかりと発揮できますように。
さて、東京都教育委員会のサイトには「学力検査の実施日直前に急にけがをしたり病気になったりした場合」や「学力検査の実施日にインフルエンザ等の学校感染症にかかってしまった場合」の扱いが明記されています。申請により、別日に行われる”追検査”を受けられるなどの説明がありますので、関係者の方は事前に確認されておくと良いと思います。
【5 都立高等学校の入試の概要】(東京都教育委員会のサイト)
【17 都立高等学校入試Q&A】(東京都教育委員会のサイト)
そして、卑劣な人間への対処についても事前に頭に入れておいた方が良さそうです。
受験シーズンに悪質な痴漢被害が問題に 周りの人が止めたケースは1割 「大丈夫ですか?」の声かけなど、さりげない行動で抑止を【しってる?】 #FNNプライムオンライン #イット https://t.co/khACjJGPFw
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) January 11, 2025
毎年この時期、「遅刻できない」という受験生の心理につけ込んだ“痴漢チャンスデー”などの犯罪をあおる言葉がSNS上で投稿されるとのこと。
上記ニュースでは、「痴漢?」「何かおかしいな、、、」と思ったら周囲の大人が「大丈夫?」などの声をかけてあげるといった対処法が示されています。
そして文科省は「痴漢被害等に遭った受験生の受験機会確保について」で、「大学や高等学校等に対し、入学者選抜において、受験生が、試験場に向かう途中の事故・事件に巻き込まれた場合や、痴漢の被害にあった場合などやむを得ない事由により受験機会を失うことのないよう、試験時間の繰り下げや別日程への振替等の対象とするなど、受験機会の確保のための柔軟な対応に努めるよう周知する。」としています。
もちろん、こうした被害に遭うこともなく受験できることが大前提ではありますが、万が一被害にあってしまったときにどういう対応が良いのか(駅員さん?警察?から証明書を受け取って、学校に申請など)、自身が在籍する学校や受験先の学校に確認しておくと良いと思います。
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