分身ロボット「OriHime」を活用した医療的ケア児支援。区はこれまで「今年度で終了」との姿勢でしたが今回「来年度も事業継続」に向け大きな一歩です。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日のブログも桃野の予算特別委員会の質疑よりご報告。
一昨日(3/22)の文教委員会所管質疑では、持ち時間16分で以下内容を取り上げました。
1)分身ロボットOriHimeを活用した医療的ケア児支援の拡充を
2)学校の水道から温水を。感染症対策の意味でもしっかり手洗いできるように
3)区立小中学校でのルールや校則について
質疑の様子は以下動画でご覧下さい。
まずは「1)分身ロボットOriHimeを活用した医療的ケア児支援の拡充を」。
世田谷区では区立小学校一校で分身ロボット「OriHime」(オリヒメ)を活用した医療的ケア児への支援を実施してきました。
以下、関連ブログです。
【桃野の世田谷区議会一般質問より。医療的ケア児、そのご家族への支援について取り上げました。区側からは「一歩前進」の答弁】
これは、医療的ケア児が、教室に設置された分身ロボットオリヒメを遠隔操作して、授業に参加したり、友達と交流したりする取り組み。該当の児童が自宅にいても病院にいてもオリヒメを通じて学校生活を体感できるという仕組みです。
令和3年度は試行的に行われていたオリヒメを活用した医療的ケア児への支援ですが、桃野はこれは良い取り組みなので是非継続、拡充をと求めてきました。
桃野が区議会一般質問で取り上げた令和3年9月16日時点で、区の答弁は「オリヒメを活用した医療的ケア児の支援は今年度の末までを予定している」との姿勢でしたが、少しずつ考えが変わってきたようで、一昨日の質疑では区側から「事業継続に向けて協議中」である旨の答弁が出ました。
桃野は昨秋以来、議会で取り上げるだけでなく、日々の区幹部との議論の中でも、オリヒメの活用は医療的ケア児支援として良い取り組みなので是非続けてほしいと要請をしてきました。
今、他会派の議員からも区議会で、オリヒメを活用した取り組みについて後押しとなるような発言が相次ぎ、良い方向に進んでいます。
これは来年度の事業継続が期待できそう。今回の区側の動きは医療的ケア児支援の拡充に向けて大きな一歩でしょう。良かった!
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