樹木の伐採、新植。世田谷区長またもやチグハグなことをやって結局税金むだ使い。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
建て替えが進む、世田谷区役所の新庁舎。
工期の大幅な遅れ、機能不全など、大きなことから小さなことまで様々な問題が頻発しています。
そのうちの一つと言ってもいいでしょう。本日の区議会特別委員会で新たに報告された件についてご報告です。
庁舎を新しくするにあたり、区長はこれまで、敷地内に植っていた樹木をたくさん伐採しています。もちろん病気であったり新庁舎のレイアウトの都合で伐採せざるを得ないものもあることは容易に想像できるところですが。
しかし、神宮外苑の樹木伐採について否定的な見解をいつも披露してきた世田谷区長。たとえばこんな感じ。
東急世田谷線の三軒茶屋駅前の広場に立って、蓮舫さんの応援演説をしました。「神宮外苑の再開発の見直し」に賛同し、密室での利害関係者だけの計画作成と形だけの情報提示というやり方を改めて、「東京の乱開発に住民参加で秩序あるルールを」と訴え、下北沢再開発での住民参加と修正を紹介しました。 pic.twitter.com/tUr4Nne4hi
— 保坂展人 (@hosakanobuto) June 22, 2024
そんな世田谷区長、チグハグなことをやって、結局は税金むだ使いをやっています。
◾️以下が本日の委員会で報告された話の流れです。
これまで、区役所敷地内のケヤキ等を伐採してきた
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区長は「中には残せる樹もあるのではないか」と考えた?
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1期工事に先立ち、ある一本のケヤキを伐採ではなく敷地内で移植(移植費用は約450万円)
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結局「枯損した可能性が高い」(可能性が高い?枯れたわけではない?)「工事の都合上はこの木はない方が良いので切るなら今切った方が良い」と判断
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当該のケヤキは伐採、令和8年8月にケヤキを新植することになる。(伐採、新植の費用は約200万円)
こんな流れ。ちなみに現在の当該ケヤキの木はこんな感じ。写真右の木です(2024年9月時点)。移植前に強い剪定をしたのか、枝ぶりを見ると木に対して気の毒に感じてしまいます。。。ここまでやって、結局伐採とは。
最初から切るべき木を切っていれば区民の税金、450万円を無駄にすることはなかったということになります。世田谷区長、いい加減にしてください。
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