タグラグビー「専門の職員を配置」のニュースに思う。桃野がかつて議会で取り上げたこととドンピシャなら嬉しい!
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今朝(2017.02.21)、読売新聞の片隅に小さーく載っていた記事。
【タグラグビー専門職員を配置】
日本ラグビー協会が、「タグラグビー」を小学校でより普及させるため、専門の職員3人を配置するようです。
タグラグビーは、タックルなどの激しい肉体接触の無いラグビーと言えば良いでしょうか。ボールを持って走る選手は、腰につけたタグを取られると、止まってパスをしなければなりません。攻撃側はタグを4回とられると攻守交代。
激しい肉体接触がなく楽しむ事ができますので、子どもや初心者にラグビーの楽しさを知って頂くエントリー競技としても最適です。
■タグラグビーとは?(日本ラグビー協会のサイトより)
桃野は、これまでジャパンラグビートップリーグ「リコーブラックラムズ」の皆さんにお願いし、地元区立小学校でタグラグビー教室を開催していただいたり、区議会でも世田谷区の子ども達への普及啓発をテーマにタグラグビーを取り上げたり、といった活動をしてきました。
平成20年に改訂された文部科学省「小学校学習指導要領解説体育編」にタグラグビーが例示されたことを受け「世田谷区の小学校の授業でも是非タグラグビーの導入を」と区議会でも教育所管に働きかけてきたのですが、残念ながら、これまで世田谷区の教育所管はあまり積極的な答弁を行っていません。
例えば、平成27年10月2日の決算特別委員会でのやり取り(会議録より引用)
◆桃野よしふみ 委員
少しまだ時間がありますので、話を少し戻ってタグラグビーのお話なんですけれども、現在使われている小学校の学習指導要領解説書というものに、これは種目としてタグラグビーというのは例示されているんです。当然御存じだと思いますけれども。タグラグビーというのは、ラグビーから生まれたまだ新しいスポーツですから、中には授業に取り入れたいという気持ちがあっても、その競技自体をよく知らないという教員もたくさんいるというふうに思います。教員に対して授業で活用が可能なように体験してもらう、また普及啓発していくということも、この解説書に例示されているということですから、載っているだけで、できませんよ、わかりませんよというのでは意味がないと思いますから、そういった取り組みについても教育部門は必要じゃないかなと思うんですけれども、お考えを聞かせていただけますでしょうか。
◎進藤 教育政策部長
今御紹介をいただきましたように、小学校の学習指導要領、こちらの中に解説書というのが別にございまして、そちらの中で、いわゆるゴール型のゲームの一つということでタグラグビーも例示ということでされております。そういった意味では、例示ということですので、学校としてはそういったことも行うことができる選択肢の中に入っているというものと認識しております。
◆桃野よしふみ 委員
認識を別に聞いたわけじゃないので。時間がないので、終わりにします。
桃野に割り当てられた時間が、残り少なくて、最後の質問を投げかけたのに。。。区の部長、見事に「トンチンカン」な答弁で、何も答えてませんね。
残念ながら答弁はメチャクチャですが、桃野がここで言いたかったのは「授業に取り入れたいという気持ちがあっても、その競技自体をよく知らないという教員」に何らかのサポートが必要ではないかということ。
前述の記事で紹介されている「専門の職員」がどのような役割を担っているのか、現時点では桃野も把握していませんが、是非、小学校の教員が授業に取り入れやすいよう、何らかのサポートが受けられるような仕組みを作っていただきたいなと願っています。
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