現区政が始まって1年半。区長の決断力、行動力に大きな疑問!
本日は、世田谷区議会第三回定例会の最終日。
議案の採決の他、各会派の意見開陳が行われました。
我々「みんなの党・世田谷行革110番」は幹事長の大庭正明議員が意見を述べました。
現区政が始まって1年半。
我々の会派は、自ら「パラダイムシフト」と言っていた区長の区政運営について、新機軸を期待しながら是々非々で望んできました。
しかし、これまでの動きを見ていると、どうも区長の区政運営には疑問を感じる事が多い。
つまり、言っている事とやっている事が違うのではないか。
彼が政策の柱に掲げている「情報公開と区民参加」は、私が「消えた補助金問題、デジコン事件」を追及していた過程で起きた情報隠し、そしてその後の対応などをみていると、果たして区長が本気で取り組もうとしているのか疑問に感じます。
さらに、脱原発区長を自認しておきながら「放射能汚染状況重点地区」に区内の小学生を送り込むことに何の抵抗も感じていないこと。
私が議会で指摘した、区役所で一般職員が乗り回す8台もの運転手付きの車、そして一日3.5時間の稼働で670万円の年収を得る運転手等の問題にも全く手をつけようとしません。
前・副区長が社長を務める、区の外郭団体「世田谷サービス公社」に競争性の無い随意契約で多くの仕事を振り、そこに貯めたお金は20億、こういった事も追及してきましたが、見直すという答弁は一切出てきません。
彼が公約に掲げた大型開発の見直し、しかり。
当初の公約とは程遠いものと言わざるを得ません。
「これまでの区政からの転換」「パラダイムシフト」などと言っておきながら、その成果らしいものはほとんど無いと言ってもいいのではないでしょうか。
もちろん、我々の望みは、区長が世田谷区の区長らしい仕事に、リーダーシップをもって邁進してくれることです。
これからも、指摘すべき事は指摘し、区長に具体的な政策提言を続けて参ります。
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