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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2012-10-17

特に、奥沢近隣の皆さんに知ってもらいたい!

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「最近の政治家の言葉は、どうも軽い・・・」とのご意見を伺います。
メディアで報道される機会は多くありませんが、地方議員や自治体の首長においても「言葉」が大事であるのは同じ事。言っている事とやっている事が違っていては、批判は甘んじて受け入れるしかありません。
先日、世田谷区長と区民との意見交換会の記録を読んでいましたら、区長がある区民に対して、こんな発言をしていました。
「これまでは災害に対して区はきちんと備えていますという言い方をしていましたが、これからは、ここは備えていますが、ここについての備えはありませんという情報をだして行くことも大事だと思っています」
私は、この区長の発言を見て、強い違和感を感じました。
私は、昨年の11月の世田谷区議会一般質問で「奥沢区民センター、奥沢図書館の耐震性」の問題を取り上げています。
これまで、区の担当者と進捗状況について話をして来ましたが、一年たった今も、対策は一切進んでいません。
そして、この大問題を区民の皆さんに、情報公開すらしていないのです。
(私は奥沢エリアの区民の皆さんと話したり、ブログなどで情報発信をしてきました)
奥沢区民センター、奥沢図書館は昭和44年5月着工のビルにあります。
区は「昭和46年以前に着工したマンションは旧耐震マンションのうち、より耐震性が劣ると推定され、重点的に耐震化に取り組むべき」としていますが、この建物については、耐震診断すら行われていません。
つまり、区の公共施設であるにもかかわらず、安全性が担保されていない。
首都直下地震への備えが喫緊に求められる中なのに・・・
昨日の予算委員会の中で、再度、対応スケジュールを決めて取り組むべき、耐震検査が出来ないなら移転するべき、区民に情報を出すべきと訴えました。
区からは「地権者と交渉中」「これからも交渉を続ける」という旨の答弁。
また同じ日々を繰り返すつもりのようです。
交渉中といっても、災害は待ってくれないのに!
奥沢区民センターには「奥沢児童ひろば」が併設されていて、0歳児、1歳児、2歳児以上の乳幼児やそのお母さんの活動の場になっています。
答弁した役人に言ったのは「もし、あなたの子どもや、孫がここで絵本を読んでいても、そんな態度をとれるのか、あまりに他人事じゃないのか」ということ。
その後、副区長から「移転することも視野に入れて、なるべく早い時期に(今後の対応を)明らかにする」との答弁があったので、一刻も早い対応をお願いして、この件は一旦終わりにし、別の質問に移りました。
世田谷区役所、そしてそのトップである世田谷区長には、区民の安全を守る責務があります。
区施設の安全性について、他人事のような答弁など許す事はできません。
質問の様子は世田谷区議会ホームページからご覧下さい。

http://www.discussvision.net/setagayaku/index.html
左上の決算特別委員会をクリック

左下の10/16「補充質疑」をクリック

右側の「み・行」の横の「再生」をクリック

前半はやや分かりにくいやりとりなので、お急ぎの場合は15分30秒ぐらいまで早送りでどうぞ。

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