世田谷区議会議員選挙の結果は覆らず。しかし「川上」?「三井」?で判断が変わることもあるんですね。改めて”一票の重み”を痛感する4ヶ月間でした。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
以下ブログでご報告していましたが、先の世田谷区議会議員選挙、定数50の51番目で次点となった三井美穂子さんが、選挙結果に疑義を申し立てていました。
中野区議会議員選挙の結果は都選管により「最下位当選者と次点の方の当落が入れ替わる」判断となりました。判断の分かれ目は「類似性」。では、同様に次点で落選した方から不服申し立てのあった世田谷区議会議員選挙の結果はどうなる?桃野の考えはこちらです。ブログ更新→ https://t.co/hReJwD4zGF
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) August 10, 2023
そして本日、東京都選挙管理委員会が示した判断は「選挙結果は変わらず」。
世田谷区議選 1票余の差で落選候補者の申し立て棄却 都選管 #首都圏NEWSWEB https://t.co/yoRFgCHBTS – https://t.co/yoRFgCHBTS
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) August 23, 2023
さておき、桃野が驚いたのは、都選管の票の再点検の結果、三井さんの票が一票増えたこと。上記のNHKニュースで報道されていますが、世田谷区選挙管理委員会が無効票としていたうちの一票が三井さんの票になりました。
世田谷区選挙管理委員会が「川上とも読める」として、無効票と判断していた以下の1票。
東京都選挙管理委員会は、横書きで「三井」と書かれたと判断し、三井さんの得票が1票増えることになりました。
なるほど、横向きにすると「三井」にも読めなくもないですね。よくこの票に目が止まったなと感心します。
投票した方が実際、誰に投票をしようとしたのかはわかりませんが、都選管の判断通りであれば、投票用紙を横向きにして書く方もいると言うことですね。
今回の一票の争いを見てよくわかるのは文字通り一票の重み。一人一人の投票の大切さです。
そして、
・投票用紙には、誤記のないように。候補者の氏名をよく見て間違えないように書かなければ。自戒を込めて。
・誰が見ても間違いなく読めるよう、できるだけ丁寧な文字で書かなければ。自戒を込めて。
・投票用紙に、候補者の氏名以外は書かない(ハートマークや「頑張れ!」など書くと無効票になります)。
せっかく投票所まで足を運んで投じた一票。意に反して無効票にならないよう気をつけましょう。
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