これまで桃野が世田谷区に政策提言してきた「帯状疱疹ワクチン接種費用の助成」。世田谷区は消極的でしたが、東京都が動いた!政策実現のチャンスです。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
昨日(1/21)の読売新聞にこんな記事が出ていました。来年度予算で東京都が、帯状疱疹ワクチンの接種を促す施策を投じるようです。(記事写真は著作権に配慮してぼかしを入れました)
これは良い政策。桃野は世田谷区議会にて、帯状疱疹ワクチンを接種したい区民に費用助成を行うべきと提案して来ました。これまで世田谷区では桃野の提案を前向きに捉える雰囲気は感じられませんでしたが、東京都からこのような後押しがあればまた話は変わってくるでしょう。以下過去ブログ。
他区のように、帯状疱疹ワクチン、おたふくかぜワクチンに接種費用の助成を。世田谷区の姿勢は消極的なままでしたが、粘り強く働きかけていきます。
帯状疱疹は加齢や疲労などで免疫力が低下すると発症するとされます。50代以降、発症する方が急激に増える他、80歳までに約3人に一人が発症すると言われています。
帯状疱疹では体の左右どちらかの神経に沿って非常に強い痛みが出ることが多く、又顔面神経麻痺、難聴、めまい、角膜炎の症状が出る他、稀に失明することもあります。更に50歳以上で帯状疱疹にかかった方の約3割が帯状疱疹後に神経痛になる後遺症も出ています。
この帯状疱疹の予防や重症化、後遺症を防ぐのが帯状疱疹ワクチンですが、このワクチン接種費用を助成している自治体は全国に多々あり、特別区では文京区が費用助成をおこなっています。区民の健康を守るため、このワクチン接種を望む方に対して、接種費用を助成すべきというのが桃野の提言でした。
そして、今回の報道。
区市町村が、50歳以上の接種希望者に帯状疱疹ワクチン接種の費用助成を行う場合は、都が助成額の1/2を負担するというのですから、区が費用助成を導入してもその予算の半分は東京都もち。区の財政負担は格段に軽くなります。
しかし、これも世田谷区が施策を導入しての話。東京都はあくまで「区が費用助成を行うなら、その1/2の予算を負担します」との考えですから、区が接種費用の助成を打ち出すことが前提となります。
しかし、これは区民の健康を守るための政策を実現する大きなチャンス。桃野はこの機を捉え、粘り強く区に施策導入を求めて参ります。
以下は、桃野がワクチン接種費用の助成を提案した際の区議会一般質問。4分8秒まで早送りしていただくと、ワクチン接種に関する質問部分になります。
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