誰かが必要としているものは、極力粗大ごみにせずリユース品として譲渡。区が実証実験を続けてきた事業が、来春本格実施の予定です。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
まだ使えるものを粗大ごみにしない取り組み。世田谷区の「粗大ごみの新たなリユースの仕組みに関する実証実験」が順調に進んでます。
こちらは関連ブログ。
【世田谷区が(株)ジモティーと連携。粗大ゴミに出す前にご一考を。まだ使えるものなら何点でも無料で持ち込めます。リユースを促進!】(2021.09.27 桃野ブログ)
例えば、使っていた収納タンス、テーブルや椅子などの家具が、引越し、模様替えなどに伴って不要になる場合があります。
壊れていないし、綺麗だし、まだ使えるけど仕方ない。区に連絡して粗大ごみとして引き取りに来てもらう(有償)というのが「粗大ごみの出し方」。
【粗大ごみの出し方】(世田谷区のサイト)
この間世田谷区では、株式会社ジモティーと提携し、粗大ごみのリユースを促進しごみの減量を図ることを目的とした実証実験を続けてきました。
まだ使えるものは、持ち込み料無料で「不用品持ち込みスポット」に持ち込んでもらい、持ち込まれたものは有償、無償で希望者に譲渡されるという仕組み。
この実証実験で、令和3年度4月から9月に搬入された点数は17,602点、リユース点数は16,374点。リユース率は93%になります。リユース点数16,374点のうち有償譲渡されたの10,043点、無償譲渡は6,331点。売り払い額(税込)は8,306,800円でした。
区の試算では、この実証実験が始まった昨年10月から今年9月までの間で150tの粗大ごみ削減効果があったとしています。
誰かが必要としているものは、極力粗大ごみにせずリユース。不用品を持ち込む方は粗大ごみとして処理する際にかかるお金が節減できるメリットがあります。リユース品として活用してくださる方は無償、もしくは安価で必要なものが手に入るというメリット。区にとってはごみ処理費用の削減というメリット。
この実証実験は、来年5月、本格実施へと進む予定。現在エコプラザ用賀で実施しているリユースコーナー・不用品情報ボードに替えて、実証実験で検証を行ってきた新たなリユースの仕組みが導入される予定です。
■以下写真は、世田谷区のサイトから。例えばこうしたものがリユース品として想定されます。
ソフトボールの練習へ。スポーツを通じたコミュニケーション。これが地域での「共助」にも繋がっていると思うのです。 今年の箱根駅伝は地元世田谷の駒澤大学が総合優勝。出雲、全日本に続く学生駅伝3冠獲得です。選手の皆さん、関係者の皆さん、おめでとうございます。 世田谷区の管理ミスにより、新型コロナワクチン約2000回分を廃棄。原因は「冷蔵庫のコンセントが正しく接続されていなかった可能性」との説明 世田谷区議会のサイトに各会派、各議員が「どんな質問を行うのか」がアップされています。ご注目ください! 区役所OBの天下り先「公益財団法人せたがや文化財団」の法令違反。”隠そうとした”と言われてもしょうがないのでは?
コメントを残す