人生100年時代と言われます。更年期症状を感じることが多い世代で、人生折り返し付近。様々な「不」と上手に向き合う為にも行政のサポートを。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は世田谷区議会決算特別委員会(福祉保健領域)で質疑を行いました。
テーマは「更年期症状、更年期障がいについて」。人生100年時代と言われます。更年期症状を感じることが多い世代で、まだまだ人生折り返し付近。
区民の皆さんが、更年期の悩み、不調、不安、不快、不順などにうまく対処して、人生をより前向きに過ごせるような区の施策が必要だと考えています。
今回の桃野の質疑は、持ち時間10分と短く、課題提起に留まっていますが、これからもこのテーマについては、区に働きかけていこうと思います。
質疑の中でも取り上げましたが、様々な「不」を抱えているのは「プレゼンティーズム」の状態。仕事をしていても快適ではないし。生産性も高まりません。プレゼンティーズムの状態で心身の変化にうまく対処できないと、アブゼンティーズム、つまり仕事を休業してしまう状態にまで進んでしまう可能性も高まります。
健康に過ごすためには、正しい知識を身につけ、早めに対処していくことが肝要。
特に男性の更年期については、理解が進んでいない状況です。そして「24時間働けますか🎵」(1988年栄養ドリンクのCM)の気持ちで仕事に打ち込んできた世代の方々は、ついつい「ちょっとした不調で仕事の手をゆるめられるか」と考えがちのようにも思います。
一方近年は、テレビ等で活躍する著名人男性が自身の更年期を語り始めるといったこともあります。男性にも更年期症状があり、人によっては辛い状態に陥る、と言うことも少しずつではありますが、知られ始めてきたのではないでしょうか。
女性だけでなく、男性も。
行政は、更年期症状、更年期障がいを正しく理解するための情報発信を。他の心身の不調にもあるように、更年期症状に関する相談を受ける相談窓口の設置、必要であればクリニックの受診を勧奨する仕組みも必要だと考えています。
桃野の質疑は以下の動画でご覧ください。全体で約9分25秒です。
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