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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2021-12-14

オウム真理教の流れをくむ団体の勧誘にご注意ください。世田谷区内には団体規制法に基づく観察処分を受けている「ひかりの輪」が拠点を構えています。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

皆様、くれぐれもオウム真理教の流れをくむ団体の勧誘にご注意ください。

世田谷区内には、オウム真理教の流れをくみ「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」に基づく観察処分を受けている「ひかりの輪」(上祐史浩代表)が拠点を構えています。

■以下の図は公安調査庁のサイトより引用しました。

世田谷区では毎年「オウム真理教問題」を区民と共に考える講演会などを開催していますが、今年度は新型コロナウイルス感染症への対策で会場内での「密」を避ける意味もあり、区民へのご案内は無し。

本日、公安調査庁の幹部による講演が区職員、区議会議員を対象に開催され、桃野も参加してきました。

あの「地下鉄サリン事件」が起きたのは平成7年(1995年)ですから、今の10代、20代の方はオウム真理教が引き起こした数々の大事件をご存じないかもしれません。

しかし本日は「地下鉄サリン事件」だけでなく「坂本弁護士一家殺人事件」「松本サリン事件」など数々の事件を決して忘れてはいけない、若者たちにも知ってもらわなくてはいけないと、改めて感じる機会となりました。

公安調査庁幹部より以下の話がありました。

・オウム真理教は「アレフ」、「山田らの集団」、「ひかりの輪」に分かれて今も活動を継続している。

・アレフと山田らの集団は、オウム真理教の教祖であった麻原彰晃こと松本智津夫への帰依を明示的に強調している。

・ひかりの輪は、脱・麻原を強調しているが、依然として麻原の影響下にある。これは上祐史浩代表の発言から明らか。又”麻原ゆかりの地”と独自に位置づけた神社などを巡る「聖地巡り」を繰り返し実施している。

・地下鉄サリン事件を起こした団体は今も続いている、「日本シャンバラ化計画」「タントラ・ヴァラジヤーナ」は今も受け継がれている、と考えている。

・「日本シャンバラ化計画」は、麻原を絶対的存在としてオウムにとっての理想郷を作ろうとするもの。オウム真理教における「タントラ・ヴァラジヤーナ」は殺人を正当化する教え。これらに沿って凄惨な事件が引き起こされた。

・「またやるのではないか」と考えるべき。警戒を緩めてはいけない。

・アレフなどの団体は勧誘活動を継続している。

・なぜアレフなどの団体に入ってしまうのか。自分は誘われても入らないと考える人が多いと思うが、手口は巧みである。

・素性を隠してターゲットに接近し施設外で説明する。ある程度マインドコントロールが進んだ時点で施設に連れて行く。勧誘された方は気づくとはまってしまっている。

公安調査庁制作の動画「あのテロ事件から四半世紀~今も変わらないオウム真理教~」はこちらです。団体が引き起こした凶悪事件や団体の現状などについて、3分の動画にまとめられています。

■「あのテロ事件から四半世紀~今も変わらないオウム真理教~」(公安調査庁制作)

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