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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2022-10-03

桃野が議会で提言してきた「緊急一時避難施設」の充実が前進。桃野が求めた地下駅の指定も実現しました。区民の命を守るための施策を更に進めます。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

国、地方自治体は、あらゆる危機を想定し、区民の生命と財産を守るための備えを十分に整えておかなければなりません。

桃野はこれまで議会で何度となく、災害対策も含めた危機管理について取り上げてきました。その一つが「緊急一時避難施設」の充実です。

以下、関連ブログ。

我が国へのミサイル攻撃など、絶対に起こらぬよう外交に努めるのが日本政府の役目。しかし「最悪の自体を想定した準備」こそ危機管理の基本です。

緊急一時避難施設とは、ミサイル攻撃等の際に爆風等からの直接の被害を軽減するための一時的(1〜2時間程度)な避難施設で、既存のコンクリート造り等の堅ろうな建築物や地下施設(地下駅舎、地下街、地下道等)が「指定されます。

指定は都道府県知事によるものと定められており、例えば世田谷区の場合は、世田谷区と東京都が協議をし、最終的には東京都知事が指定することになります。

ところが、世田谷区長はまるで緊急一時避難施設が利用される事態を考えていないかのような態度、有事において真剣に区民を守ろうと言う意志があるのか、と言うのが上記ブログで取り上げた桃野の議会質問です。

・武力攻撃事態等における、世田谷区内の避難施設はどこかを知っている区民がどれほどいるか。区民周知が全く行われていない。

・区は、安易に学校を避難場所にしておけば良いと考えてはいないか。地下施設であれば、学校よりは避難場所として有効だが、地下に駅がある田園都市線などを持つ東急電鉄に、協力を求めることはしないのか。

・大深度地下にある外環道も避難場所となるよう検討すべき。

・学校程度の、又それ以上の堅牢な施設は区内にまだまだある。区はもっと真剣に安全な避難場所について検討すべき。

桃野の質問に対して区側は以下内容の答弁をしていました。

・昨今の世界情勢の急激な変化を踏まえると、これまで十分とされてきた水準での対策にとどまることなく、区民の安全安心を守る立場から、危機感を持ち、率先して緊急一時避難施設の指定拡大の取り組みを推し進めていかなければならない。

・今後、都は、堅ろうな建築物や地下施設等の管理者と協議の上、さらに避難施設の指定を進めていくとしている。

・区としては、区内施設の指定拡大に向けて、どのように都と連携し、また、どのように区内施設に働きかけていくかなど、都と協議のうえ、具体的な取り組みを加速させるとともに、より区民に分かりやすく避難施設を周知していく。

そして今般、桃野が提案していた田園都市線の地下駅など、新たな施設が緊急一時避難施設に指定されました。桃野の提言が一歩前進です。引き続き、民間所有の施設も含めて、区内各地の堅牢な施設が緊急一時避難施設となるよう、区に働きかけて参ります。

世田谷区内の緊急一時避難施設の一覧は以下のリンクからご確認ください。

【国民保護法に基づく避難施設一覧(R4.9.30)】(世田谷区のサイトより)

質問の動画はこちらでご覧ください。緊急一時避難施設についての質問は冒頭から5分30秒ほど早送りしたところから始まります。またそれに対する答弁は冒頭から22分40秒まで早送りしたところで出てきます。

 

 

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