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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2022-08-14

明日は8月15日。終戦から77年です。今でも戦没者の遺骨収集を続け、遺骨をご遺族のもとへおかえしする活動に取り組む方々がいます。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

明日は8月15日。終戦の日ですね。

1945年(昭和20年)の8月15日、昭和天皇による玉音放送を通じて、日本の敗戦が国民に伝えられた日です。

桃野は明日例年通り、先の戦争で犠牲になられた全ての人に祈りを捧げ、平和を祈ります。

そして、本日配信されたショートドキュメンタリー【すべての戦没者を家族のもとに~遺骨返還に向けてDNA鑑定を求め闘う異色の公務員~ #戦争の記憶】は、多くの方に是非見ていただきたいと感じる作品でした。

このドキュメンタリーを制作された寺田和弘さんのツイートはこちら。

 描かれているのは、ここで40年以上にわたり戦没者の遺骨収集を続ける具志堅隆松さん、遺骨を遺族に返還する活動に取り組む上田慶司さんです。

我が国で最も激しい地上戦が繰り広げられた沖縄。具志堅さんは、沖縄で命を落とされた方々の遺骨を土から掘り出し、遺族のもとにおかえしする活動を続けられています。上田さんは厚労省や外務省との折衝などを通じて、政府が遺骨返還を進めるよう地道な働きかけを行っておられます。

具志堅さん、上田さんの思いは、沖縄だけでなく、アジア太平洋地域で見つかった日本兵・軍属の遺骨、朝鮮半島や台湾出身で日本兵・軍属として命を落とされた方の遺骨、敵国であった米国兵の遺骨も含めて、何とか一刻も早く遺族のもとにおかえししたいということ。

国籍や当時の立場を問わず、犠牲になられた方の遺骨を集め、遺族のもとにおかえしする。戦争をめぐる様々な怨嗟を乗り越え、各国の人々の心に橋をかける素晴らしい活動だと思います。

すべての戦没者を家族のもとに~遺骨返還に向けてDNA鑑定を求め闘う異色の公務員~ #戦争の記憶

■写真は総務省のサイトより。米軍兵士と老人と子ども。1945年。

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