toggle
世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2022-03-03

世田谷区長の”思いつき”コロナ対策。それを無批判に受けいれたり、中には積極的に評価する意見を述べたりという議員が多いのは非常に残念。

LINEで送る
Pocket

 

世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日は世田谷区議会本会議。いわゆる「中間議決」が行われました。

先の企画総務委員会で審議された議案「令和3年世田谷区一般会計補正予算(第8次)」も含め、委員会に付託されていた26の議案の本会議での表決です。

一般の方には、分かりづらいかもしれませんが、国会も地方議会も通常、議案審査の流れは以下のようになっています。

1)本会議に議案が提出される

2)本会議では議員の数が多く議論がしづらいので、その議案に応じた委員会に付託される

3)各委員会にて議論。議案審査(多数決)により委員会での議案の賛否が決まる。ちなみに世田谷区議会の場合、常任委員会は9人ないし10人で構成されています。

4)議案が委員会から本会議に戻ってきます。ここで議長を除く全議員(世田谷区議会は議長を除くと49人)で表決(多数決)。議案の最終的な賛否が決まります。

ということで、本日は4)の段階。ブログでもご報告していましたが、我々の会派「無所属・世田谷行革110番・維新(=F行革)」は、3)の段階で既に、会派全議員一致して、新型コロナ抗原検査キットの無料配布事業(4億円)を含む、本補正予算に反対することを決めていました。

会派から企画総務委員になっている桃野は、企画総務委員会での議案審議で既に反対をしています。以下ブログも参照ください。

そして、本日の表決の結果は・・・

企画総務委員会では唯一、桃野がこの議案に反対しましたが、本会議では他に反対する議員はいるのか、いないのか。さて結果は。

残念ながら、この議案に反対したのは、我々の会派の4議員のみという結果でした。今日の本会議ではコロナ抗原定性検査キットの街頭無料配布を「良い施策だ」と積極的に評価する意見を述べる議員もいました。泣。

今回の「コロナ抗原定性検査キットを早い者勝ちで無料配布」はじめ、世田谷区長の珍奇なコロナ対策は多数。それを無批判に受けいれたり、中には積極的に評価する意見を述べたりという議員が多いのは非常に残念です。

コロナ対策は、医学的根拠・合理的根拠に基づいて実施を。思いつきのような施策に貴重な医療資源・税金を空費することなど許されません。

LINEで送る
Pocket

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です