コロナ禍の中「発熱時に診てくれる医療機関が近所に無い」も考えられる状況です。こちらから「発熱外来を実施している医療機関の一覧」をご確認下さい。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
今朝の読売新聞にて以下のニュースが報じられていました。
「発熱外来」3割が積極的に公表せず…厚労相、医師会長に協力要請https://t.co/MNU8f2pK7m#政治
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) February 1, 2022
昨日、厚生労働大臣がテレビ会談にて、日本医師会の中川俊男会長に「発熱外来」の協力を要請したとのこと。新型コロナウイルス感染症に罹患している疑いのある患者を診る「発熱外来」の約3割が、発熱外来であることを積極的に公表しておらず「一部の医療機関に患者が集中している」とのこと。
今般の厚労大臣からの要請は「発熱外来であることを積極的に公表していない医療機関に対し、医師会から検査・診療への協力を呼びかけて欲しい」との内容です。
今回、厚労大臣が医師会会長に要請したように、新型コロナウイルス感染症に罹患している疑いのある患者を診ることができるクリニック、病院は是非、そのことを積極的に発信し、日々の診察を続けて頂きたいと思います。
そして桃野は、こうした問題があることを昨年の夏頃から把握していました。その頃は、いわゆる「感染第5波」の最中。桃野は区内でクリニックを経営する医師の方ともコロナ対策に関して積極的に意見交換をし、その中で「これまで来院したことない方の来院が増えた」「電車に乗って遠くから来院する方も居た」「近所のクリニックで発熱は診られないと断られたので探して来た、という患者さんがいた」の話が出ていました。
「発熱外来が見つからない」そんな状況を少しでも改善できないか。桃野が区議会から世田谷区に提案したのは、区ホームページで「発熱外来」を行っている医療機関を一覧にして公表すること。以下、桃野の過去ブログ(2021.10.07 ブログ)も参照ください。
新型コロナの流行期に「発熱した際、近所のクリニックで診療を断られた」ということが起きていたという話。区はこうしたことが起きぬよう手を打つべき。
この施策については実現し、現在は区ホームページにて「発熱外来を実施している医療機関の一覧」が見られるようになっています。
世田谷区のサイト「新型コロナウイルス感染症に関するまとめ」→「発熱外来を実施している医療機関リスト」にてご覧ください。
発熱時のかかりつけ医がないという方は是非、上記サイトを参照の上、最寄りの「発熱外来」をご確認ください。今はいつ誰が新型コロナに感染しても全く不思議ではありません。事前に発熱時に受診可能な医療機関を確認しておくことを強くお勧めします。
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