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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2021-08-30

都市計画は都市の将来の姿を決定するもの。桃野は引き続き「世田谷区都市計画審議会委員」を務めることになりました。任期は令和5年5月末まで。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日は世田谷区都市計画審議会へ。桃野はこれまでに引き続き、令和5年5月31日まで委員を務めることになりました。今回は新たな任期がスタートして最初の都市計画審議会なので机上には委嘱状。

今日は都市計画審議会の冒頭、中林一樹会長(東京都立大学名誉教授・明治大学研究推進院)より、都市計画審議会委員の逝去が伝えられ、委員・幹事全員で黙祷を行いました。逝去された委員にはこれまで世田谷区のまちづくりに力を尽くして頂きました。その功績に感謝を申し上げるともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

そして今日の都市計画審議会は報告事項が6つ。

(1)

東京都市計画地区計画の決定について(放射23号線沿道地区)(報告)

(2)

東京都市計画地区計画の変更について(世田谷西部地域大蔵・岡本・鎌田・瀬田地区)(報告)

(3)

東京都市計画地区計画の決定(北烏山二・三丁目地区)及び東京都市計画地区計画の変更(北烏山二丁目北部地区)について(報告)

(4)

東京都市計画公園の変更について(上祖師谷農業公園)(報告)

(5)

東京都市計画生産緑地地区の変更について(報告)

(6)

東京都市計画住宅市街地の開発整備の方針の変更について(報告)

各委員から意見、質問も多く出て3時間弱の開催時間となりました。

都市計画審議会。これまでもブログで何度かご報告していますが、世田谷区のまちづくりにおいてとても大切な審議会です。都市計画は都市の将来の姿を決定するものであり、住民の生活に大きな影響を及ぼすもの。それゆえに、都市計画を決定するときは、行政機関(例えば世田谷区)だけで判断するのではなく、学識経験者や区市町村の議会の議員、関係行政機関の職員、区市町村の住民などから構成される都市計画審議会の調査審議を経て決定する仕組みになっています。

例えば、上記「(2)東京都市計画地区計画の変更について(世田谷西部地域大蔵・岡本・鎌田・瀬田地区)」。

*赤い線は桃野が入れました

世田谷区の西部、住所で言うと大蔵6丁目、岡本1,2,3丁目、鎌田3,4丁目、瀬田4,5丁目内、面積約106.3haの地区計画変更をしようというものです。

世田谷区の南北を結ぶ道路(補助216号線)が事業認可されたので、その道路沿道をどういう街並みにしていくか検討が進められ、これまで地域の方々と区との意見交換会などが開催されてきました。

この沿道の建物について、どういうルール作りをしていくか。例えば、建物の高さ・容積率・建蔽率の最高限度、壁面の位置の制限などなど。

具体的にいうと、道路を通す前に、沿道にはどういう建物を建てて良いか、そのルールを決めておこうというものです。「周辺の街並みとの調和を壊すような巨大な建物や奇抜な外観の建物がつくられるのはよくない」とか、一方で「生活利便施設は適切に配置されるようにすべきだ」とか。

特に、今回の地区計画の区域内は、農地等の点在する緑が豊富な住宅地であること、自然的景観を維持するために定められた風致地区内にあるということも十分考慮された上で、地区計画の変更がなされることになります。

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