子どもが生きにくさを抱え続け、つらい思いをしないよう。
先日、小学校の公開授業にお邪魔しました。
1年生の授業を見せて頂いたのですが、小学生になったばかりの子ども達が、目をキラキラさせて学ぶ姿はとても素敵で「私も頑張ろう!」と元気をもらいました。
しかし全ての子どもがスムースに学校生活を送っているわけではありません。
中には、発達障害を抱え、支援を必要とする子ども達がいます。
知的な遅れが伴わない場合もあり、障害だとは気づかれず必要な支援を受けることができない場合も少なくないと言います。
子どもが生きにくさを抱え続け、つらい思いをしないよう。
我々は発達障害について正しく理解しなければなりません。
発達障害には以下のようなものがあります。
■広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群)
次のような特徴が3歳くらいまでにあらわれます。
・人と上手に付き合うことが苦手
・コミュニケーションをうまくとることが難しい
・こだわりがある、興味関心に偏りがある
■AD/HD(注意欠陥多動性障害)
自分をコントロールする力が弱く、それが行動面の問題となってあらわれる障害で、以下のような特徴が見られます。
・物事に注意をむけたり、集中することが苦手
・落ち着きがなく、じっとしていられない(多動性)
・突発的に何かをしてしまう(衝動性)
■LD(学習障害)
全体的に知的の遅れはありませんが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」などの能力に偏りがあるために、学習や日常生活に困難が生じることもあります。
世田谷区には、発達障害に対する相談を受け付ける施設があります。
①
【区の相談窓口】
世田谷区 障害施策推進課
03−5432−2227
②
【相談、療育施設】
世田谷区発達障害相談・療育センター (愛称“げんき”)
http://www.ryo-iku.jp/
03-5727-2236
上記のような内容に心当たりがある場合は世田谷区、もしくは施設にご相談下さい。
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