楽天グループによる区民へのワクチン接種。接種できるのは12歳以上?それとも18歳以上?世田谷区の情報発信が分かりづらい。要改善。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日より、区内に本社を置く、楽天グループ様のご協力による区民へのワクチン 接種予約が始まりました。
以下は7月26日の桃野ブログ↓
新型コロナワクチン。先進自治体に比べて遥に接種スピードが遅い世田谷区ですが、今般、楽天グループ株式会社様のご協力により、楽天G職域接種の枠組みの中で、世田谷区民を対象にワクチン接種が実施されることとなりました。予約開始は8月1日午前8:30です。ブログ更新→https://t.co/jLwoBjRfK9
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) July 26, 2021
ちなみに、今日発行の区のお知らせ「せたがや」では区長が以下のように述べていて、「考えが一致し」と、何やら区長が頑張ったかのようにも読めますが、今回の件は純粋に楽天グループ様からの有難いお申し出です。区長から何か働きかけて実現したわけではありません(区の担当所管に確認済み) 。
そして、本日初日を迎えた楽天Gワクチン接種予約(予約受付を担当しているのは世田谷区)ですが、区のサイトによると、既に8月15日までの枠は埋まったようです。追って、引き続きの予約受付が行われる予定ですので、今日予約できなかった方は暫しお待ち下さいませ。
さて、そんな中である問題を発見しました。
楽天グループ様による区民へのワクチン接種の対象者は、区のお知らせによると「満12歳以上の区民」(対象年齢が12歳になる予定)としているのですが
区のサイトでは「18歳以上でないと予約できない」旨の説明がされています。以下は、8月1日更新の世田谷区のサイトの表記。
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でも、インターネット予約だと18歳未満でも接種券に記載してある番号を入力すれば予約できてしまうようです。実際に「18歳未満だけど予約できた」という声が桃野の元には届いています。(予約画面には12歳から17歳の方は予約できないとの記載はあります)
一方で、武田薬品工業株式会社のサイトには、7月26日付で以下の記載があります。
【「COVID-19ワクチンモデルナ筋注」の日本における接種対象年齢の拡大について】より
当社は、このたび、「COVID-19ワクチンモデルナ筋注」(以下、「モデルナ筋注」)の日本における添付文書を改訂し、接種対象年齢が12歳以上に拡大されたのでお知らせします。
世田谷区は、国からの正式な通知が無いと、年齢を拡大できないということなのでしょうか。そうであるなら、区のおしらせ「せたがや」には「紙面編集時点では対象年齢は18歳以上です。国の通知次第で年齢が12歳以上に拡大されます」と記載すべきではなかったか。
区のおしらせ「せたがや」を見てインターネット予約をし実際に接種会場に足を運ぶ人もいるでしょう。そして予約したかったけど区のサイトを見て予約できないと考えた人もいるでしょう、区の情報発信は混乱を招いていると思料します。これは分かりにくい。
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