桃野が3年前から取り上げてきた区内某所の「区道を不法占拠」問題。ようやく個人の工作物を撤去、道路工事、通り抜けできる形となりました。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世田谷区議会予算特別委員会は、本日「都市整備委員会領域」の質疑。桃野は持ち時間16分で質疑を行いました。質疑の様子は以下の動画でご覧ください。
今回、大きく4つのテーマで質疑を行いました。
・桃野が3年前から取り上げてきた「区道不法占拠」問題の現在
・砧小学校前交差点の安全対策
・風致地区における建築制限について
・区内を通る外郭環状道路の掘削工事について
本日のブログは先ず、桃野が3年前から取り上げてきた「区道不法占拠」問題の現在についてご報告。
区内某所で区道が不法占拠されている件を、桃野が最初に取り上げたのは平成30年の予算特別委員会でした。もう3年前。その際区は、区道が不法占拠されていることを認め、平成30年度中にこの状態を解消すると言っていました。
ところが、迅速な問題解決とはいかず、桃野はこの間、問題解決を後押しすべく平成30年10月11日の決算特別委員会、平成31年3月14日の予算特別委員会、令和2年の10月8日の決算特別委員会と取り上げてきました。
こちらは昨年10月の質疑の様子。参考ブログです↓
【区道を勝手に私有地のように使ってはダメ!長年に渡る「区道の不法占拠」が解消されるのか】
区道がこんな状態で不法占拠されていました。
この不法占拠状態がようやく解消され、本年1月からこの道路は通行が可能になっています。
ところが道路の幅員が一部狭く(個人の工作物がまだ道路側に出てきている)、西側(上の図で見ると左側、道路とつながっている部分)の形が変則的となっていて、まだ現在は暫定的に自動車が通れない状況になっています。
そこで心配なのが、又そこに自動車を止めたり、荷物を置いたりと不法占拠状態が繰り返されることは無いかということ。せっかく開通したのだから、道路としてしっかり機能するように区が適切に道路を管理するのは当然の責務です。
そして、現在車止めが設置されている状況ですから、この道路に入ってきて途中で自動車が通過できないことに気付きUターンする車が頻発するのも困りものです。本日は、地元の皆さんの利便性が確保されるようにという趣旨も含めて質疑を行いました。
区側からは、あくまで暫定的に自動車が通れないようにしているということ、警察と連携し路上駐車が無いようにすること、この道は自動車が通過できない旨、入り口付近でしっかりと掲示するなどの答弁がありました。
先ずは不法占拠状態が解消され、道路としての機能が回復したのは良かった。ここからは区がしっかりとした道路管理をすること、暫定的な状態から早く脱して、本来あるべき姿の道路になること、次のステップです。
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