高齢者への新型コロナワクチン接種。4月5日の週以降、先ず世田谷区と八王子市でスタート。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
以前もブログでご報告しましたが、4月から65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種が始まります。とはいえ、現在ワクチンについては世界的な争奪戦の様相を呈しているところでもあり、日本に潤沢に届いているわけではありません(現在、接種可能なワクチンは米国ファイザー社製のみ)。
以下は参考ブログです。
【ワクチン接種。世田谷区が見込むスケジュールでは4月12日以降に75歳以上の方、4月下旬以降に65歳から74歳までの方に接種】(2021.03.02 桃野ブログ)
上記のブログでもお示ししたように、4月5日からの週に東京都全体で利用できるワクチンは4箱。1,950人分と見られています。
そして、本日は、都内自治体の当初配分先が報道されています。東京都の計画案がそろそろ明らかになって来たということでしょう。
東京都は、区市町村が行う高齢者のワクチン接種に向けて、来月5日の週に、都内で最初に世田谷区と八王子市にそれぞれワクチンを配布する方向で調整を進めている。65歳以上の高齢者の人口が、23区と市町村でそれぞれ最も多いことが理由。https://t.co/zj4WHDbyyZ
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) March 5, 2021
都は、まず第一陣となる「ワクチン4箱」について配分先を先ず区部と市町村に分け、それぞれ高齢者が多い自治体を優先したと報道されています。確かに23区で一番人口が多いのが世田谷区、市町村で一番人口が多いのが八王子市ですからむべなるかなという気がします。
以下は東京新聞の報道。自治体では、迅速に住民に対するワクチン接種を進めたいところですが、4月中に都に供給されるワクチンはまだまだ少量。接種を受けられる人の割合は最大で1.7%(接種率)ということになりそうです。
【「少なすぎる」「後回ししないで」高齢者ワクチン 東京都内の4月の接種率わずか1.7%に】(2021.03.05 東京新聞)
■高齢者向けワクチン都内自治体の当初配分計画(案)
世田谷区は他自治体に先駆け、区民に対して新型コロナワクチン接種を実施する自治体となりました。区民が安全に、混乱なくワクチン接種ができる体制をしっかり整えなければなりません。
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