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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2020-01-25

昨年の10月に議会で取り上げた問題が新聞記事になっております。デジタルミュージアム無断転載問題。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。
昨年の10月、区議会決算特別委員会で取り上げた問題が昨日、今日と新聞記事になっていました。
桃野の質問についてはこちら。
世田谷区の幹部職員にも中には「間違いだった」と素直に誤りを認める誠実な方もいる。過ちて改めざる、是を過ちという
新聞記事はこちら、昨日の産経新聞。
東京・世田谷区史サイト 資料無断掲載 研究者不信感あらわ
以下、記事内容の要約です。
・世田谷区がホームページ上に開設した「世田谷デジタルミュージアム」に、研究者らの作成した資料や著作を一時無断で掲載していた。
・昨年10月の区議会で指摘を受け、区はサイト全体を閉鎖。現在も3割程度が閲覧できない状態となっている。
・令和4年に区制90周年を迎える区は、専門家ら約30人が分担して区の歴史を執筆、平成29年に本格的な区史の前段階として小冊子「世田谷往古来今」を発行した。
・一方で区教委は昨年4月、区の歴史に関連する文書や写真などを集めたネット上の博物館「デジタルミュージアム」を開設。その際、世田谷往古来今などに掲載した資料や文章を、引用元などを示さず掲載。
・昨年10月、区史編纂用に研究者が提供した系図などが「無断掲載されている」と区議会で取り上げられ、問題が表面化。
・区は著作権侵害を認めてサイトを閉鎖するとともに研究者に謝罪した。
・区は著作権の有無など確認を進め、昨年12月以降、サイトは徐々に再開しているが「世田谷区の歴史」コーナーなど、サイト全体の3割程度は閲覧できない状態が続いている。
・区の担当者は「あいまいなやり取りで執筆を依頼してしまっていた。執筆者の理解を得るなど著作権関係をクリアし、なるべく早く区民に見てもらえるようにしたい」と話している。
(以上、産経新聞より)
今朝の読売新聞にも(こちらはネット版にはアップされていませんでしたが)紙面では【冊子資料無断で世田谷区が転載】の見出しで記事になっていました。
こちらの動画は桃野の質疑の様子。区史「往古来今」については、12分20秒あたりから。

無断転載の問題については、区は権利者に対して誠実に対応し、デジタルミュージアム(税金で運営しています!)が一刻も早く正常に機能するよう取り組んでもらいたいと思います。又これを機にデジタルミュージアムのあり方についても考えなければいけないでしょう。
区史編纂事業については、無断転載の問題以外にも数々問題があると認識しており、そちらについても引き続き区に誠実な対応を申し入れています。

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