ネットで公開しないとダメダメ!政務活動費の公開なんて当たり前のことだと思う
今年もあと二日。
今日は「桃野よしふみ区政レポート」のポスティングで区内を歩いていたのですが、大掃除や門松の準備等で屋外で作業している方もたくさんいらっしゃいました。
そんな時は、少しお話をさせて頂いたり、励ましの言葉を頂いたりとポスティングも又楽しからずやです。
ポスティングで黙々と歩きながらも、今年一年のことを色々と振り返っていたのですが、今年も様々な人がメディアを賑わせましたね。
ノーベル賞受賞の3氏(赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さん)。
全米オープン男子シングルスで準優勝の錦織圭さん。
ソチ五輪、フィギュアスケート男子19歳で金メダル獲得の羽生結弦さん。
他にも日本を元気にしてくれた皆さんがいらっしゃいました。
一方人々を暗い気持ちにさせた人も。
桃野が個人的に一番印象に残ったのは、”号泣県議”こと野々村竜太郎元兵庫県議会議員。
国会議員、地方議員を問わず、首をかしげたくなるような人も多々居るわけではありますが、あれはひどかった。
そもそも彼が選挙で選ばれているということから、桃野は不思議でなりませんでした。
橋下徹さんの「日本維新の会」とは全く関係無いにも関わらず、「西宮維新の会」という政治団体を名乗って選挙を戦っていたと言いますから、当時の「維新の会」への有権者の支持が為せる結果だったのかもしれません。
(「西宮維新」なんて、有権者を騙そうとする意図があったと思われてもしかたない行為だと思いますが・・・)
野々村元議員の行為(200回近い日帰り出張をしたとして政務活動費を受け取っていたり、切手を百数十万円分購入していたり)にも驚きを感じましたが、何より兵庫県議会の”やり方”にもビックリしました。
各議員に月50万円の政務活動費が支給されているにもかかわらず、その使い道を公開もしてなかったんですね。
ちなみに世田谷区議会の政務活動費は24万円/月、支給されますが、帳簿作成には1円から領収書が必要ですし、全議員の全使い道がインターネットで公開されています。
当然、使わなかった分は返還。
兵庫県議会議員は、今回の事件を受けて条例改正し、各議員の政務活動費の使途を自主的に公開することにしたようですが、調べてみると”わざわざ平日の9時〜5時に、議会事務局に閲覧をしに来た人が帳簿を見られる”という仕組みらしい。
その時間帯に議会に足を運んで閲覧する人がどれだけいるのでしょうか。
やっぱりインターネットで公開するなど、誰もがどこででも、議員のお金の使い道に目を光らせることが出来る仕組みにするべき。
「おかしな地方議員が居たら、選挙で落とさないとダメだ!」
多くの有権者の皆さんが、今回の事件で、その思いを強くもってくれたなら。
そして「ウチの自治体も全議員の政務活動費の使途をネットで公開してくれ!」
と声をあげてくれたなら。
それが野々村竜太郎氏の”功績”と言えなくもない。
コメントを残す