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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2018-10-10

風景は、そこに生活する人々のまちへの愛着を深め、地域の個性や価値観を形成するもの。そして貴重な共有の財産。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
世田谷区議会は現在、決算特別委員会の会期中。
世田谷区議会の場合、決算特別委員会は「領域別」に質疑が行われる仕組みになっていまして、明日は「都市整備領域」です。
桃野は先日の「総括質疑」に続いて、明日の「都市整備領域」で質疑を行う予定。
我々の会派「無所属・世田谷行革110番・プラス」に与えられた時間は朝一番の10時からですが、冒頭、同じ会派の田中優子議員が9分間の質疑を行う予定で、続いて桃野は、10時9分から10時32分までの23分間、質疑を担当する予定です。
質疑の様子は、世田谷区議会のサイトからインターネット中継でご覧いただけます。パソコンの他、スマホやタブレットでもご覧いただけますので、是非ご注目ください。
世田谷区議会インターネット中継
スクリーンショット 2018-10-10 22.08.26
明日は、幾つかのテーマで質疑を行う予定ですが「メインテーマ」に据えようと考えているのが「景観まちづくり」について。
これまで世田谷区議会では、議員側から活発に意見が出てこなかったテーマですが(議事録を過去までさかのぼってはいませんが、少なくとも私が区議会議員になってからは議会で活発に意見が出たことは無い)、明日は先ず「世田谷区風景づくり条例」に基づく「風景づくりのガイドライン」などを取り上げ、政策提言を行おうと思っています。
世田谷区風景づくり条例。
その前文には大変良いことが書いてあるんです、実は。
 私たちのまち世田谷は、武蔵野台地に広がる成熟した住宅地、豊かに流れる多摩川、多摩川から野川沿いに続く緑の国分寺崖(がい)線、世田谷の原風景とも言える農の風景、歴史が織り込まれたまち、にぎわいのあるまちなど人々の生活や文化に根差した個性的で、多様な都市風景を形づくっている。 風景は、風土と文化や歴史の表れであり、そこに生活する人々によって創造され、受け継がれてきたものである。それゆえ風景は、そこに生活する人々のまちへの愛着を深め、地域の個性や価値観を形成するものであり、そこに生活する人々の貴重な共有の財産である。
 世田谷においては、旧玉川村における全円耕地整理事業、成城に代表される住宅地の開発など、 世田谷の将来を見据えた先人たちの取組によって築かれた緑豊かな住宅地としての風景を受け継ぐとともに、昭和50年以降は、様々な機会を通して、子どもたちも含めた多くの区民や事業者の参画により、風景づくりを進めてきた。今後も、次代を担う子どもたちがふるさと世田谷に愛着と誇りを持てるように、更に風景づくりを進めていくことが、私たちの役割である。
 ここに、区民、事業者及び区は連帯し、かつ、協働して、先人たちがはぐくんできた自然や歴史的、文化的遺産を継承しつつ、新たな都市風景を形成し、創造していくことを確認し、風景づくりを進めることを目指して、この条例を制定する。
(引用以上、強調筆者)
良好な住宅地、賑わいのある街、豊かなみどりと水、こうしたまちづくりの資源を生かしながら調和のとれた風景がつくりだせるよう、取り組んでいきたいと思っています。

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