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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2018-06-05

議員が議場で居眠りしていたら、区民からもバッチリそれがわかる議場。これも情報公開の一環と言えるかも!?

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
老朽化が進み、改築計画が進んでいる、世田谷区役所の新庁舎。
現在の予定では、改築工事は平成32年から平成36年まで、総工費は約410億円となる大事業です。
桃野はこれまでもブログでご報告してきました通り、災害に強い庁舎、華美でなく質実剛健な庁舎にするべきと主張してきました。
改築計画全体の話は、これまで議会で何度となく議論をされてきましたし、まだ議論の最中でもありますが、今日は議場のお話を。
庁舎が改築されれば、当然、議会棟も改築されるということになるのですが、この議会棟をどのようなものにするかということについても、議論がスタートしています。
桃野が主張しているのは、こちらも庁舎全体と同じく、華美・贅沢を配し機能的なものということを大前提として、区民に開かれた多目的な議場(議会が開催されていない時は、区民利用施設に)、又区長と議会、世田谷区政の両輪による議論が活性化する設備(本会議、予算・決算特別委員会の他にもあらゆる議論をインターネット中継で可視化など)を、と主張しています。
そんな話をしているのが、議会に設置されている「新庁舎議会施設検討会」。
昨日は、この検討会で平成27年に竣工した(東京23区の中で現在一番新しい)豊島区役所内にある豊島区議会を視察してまいりました。
こちら豊島区役所。吹き抜けで開放感があります。
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建物全体は地上49階、マンション(共同住宅)等が入る建物の1階の一部と、3から9階が豊島区役所で、8階と9階が区議会棟となっています。
IMG_7801
議場はこんな感じ。
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議場を傍聴席から見るとこんな感じ。
gjIMG_7794
豊島区議会では、そのような運用はされていないようですが、演題(議員が質問を行う場所)が行政側と向き合う、いわゆる対面型、にも対応できる議場になっています。
スクリーンなども設置されていて、パネルなど質問時の補足資料の活用もしやすそう。議員や理事者(行政側)、傍聴者からもわかりやすいですよね、これだと。
ちなみにスクリーン類も多目的利用の際に活用されているとのことで、豊島区議会では質問時の補足資料は、現在は使えないルールになっているそうです。
これには、ちょっと驚いてしまいました。議論活性化のためにはパネルは利用可能にすべきだと思うのですが。。。国会中継などでもパネル資料、おなじみですよね。
そして、傍聴席。
これは議員全体が見渡せていいですね。議員が居眠りなどしていたら傍聴席からバッチリ見抜けます。
対面型、スクリーン等、見やすい傍聴席。世田谷区議会の議場の設計の際も、これらは大いに参考にすべきと思います。

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