世田谷区の新庁舎の事業費は300億〜400億。今秋いよいよ設計案が決定します。一次審査通過の6案を比較!
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
先日、地元のイベントに参加した際、出席者の方から「最近の区政の話を何か話して」とリクエストを頂いたので、世田谷区の庁舎問題についてお話をしました。この時期、多くの方に関心を寄せて頂きたい案件です。
世田谷区では、首都直下地震への備えということもあり「老朽化した世田谷区役所本庁舎をどのようにするか」ということが、長らく大きな課題になっていました。これまで長い時間をかけて様々な議論の積み上げがあり、新庁舎の設計図が決まるのが今秋。費やされる予算は300億〜400億円の規模となります。
現在、一次審査を通過している設計案は6案。その6案を提示している6つの事業体が、来週月曜日(9/18、敬老の日)に、学識経験者7名で構成される「世田谷区本庁舎等設計者審査委員会」に対して、公開プレゼンテーションを行います。その後、新庁舎の設計が決定する予定。いよいよ最終局面と言ってよいでしょう。
区の発表によると、公開プレゼンテーションの傍聴申し込みは、定員320名のところ416名に達し、結果、申し込み者のうち区内在住・在勤・在学の方244名を除く172名の方を対象に抽選が行われ、傍聴者が決定したようです。
一次審査通過者は以下。
<一次審査通過者> (五十音順)
RIA・隈研吾設計共同企業体
梓設計・坂茂建築設計共同企業体
環境デザイン・綜企画グループJV
株式会社 久米設計
kwhg+安井設計共同体
株式会社 佐藤総合計画
上記一次案について区は、インターネットでの公開をしていませんし、その中身を区民が知るには、現庁舎1階などでのパネル展示(現在は終了)に足を運ぶしかありませんでした。パネル展示の写真撮影も不可でした。
ということで、なかなか区民の皆さんに、一次案について仔細にお伝えすることができなかったのですが、本日「建設通信新聞」のデジタル版で6つの一次案が記事になっておりました。イラスト等は無いのですが(著作権の関係?)、それぞれの案の違いがわかりやすく説明されています。
■建設通信新聞デジタル
《【世田谷区本庁舎等設計】“前川建築”どう受け継ぐか 6者の提案内容を紹介!》
桃野も、9月18日のプレゼンテーションをしっかり傍聴したいと思います。
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