児童養護施設からの進学を応援する奨学金支援プログラム。カナエール夢スピーチコンテスト2017が開催されます。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
只今、都議会議員選挙の真っ最中。都内各地で各候補者が有権者に懸命に政策を訴えている毎日です。(のはず)
今回の選挙で大きくクローズアップされているのは「築地市場の移転問題」ではありますが、東京の課題は他にもたくさんあって、例えば待機児童問題、高齢者の医療や介護の問題、交通渋滞や通勤ラッシュの問題などなど、指折り数えれば軽く両手がふさがってしまいます。
これらは、これまで多くの方々の知恵や知識を集めても、なかなか解決できない難問。まず先立つ「財源」という問題も常について回りますし。
ちょっと大げさな表現になるかもしれませんが、人類は英知を結集して様々な課題を克服してきました。先人たちから受け継いできたバトンを受け継ぐリレーのようにして。
そして、未だ人類の英知を結集しても、この世から無くならない貧困、差別、戦争、などなど。将来、これらに対しても、解決につながる何かが生み出されることを、桃野は信じています。
何かを生み出す人、生み出す人を支える人、生み出すための何かを作る人、その誰かを支える誰か。これからも、社会を良くする芽がたくさん育ちますように。そして、生まれた環境や経済的な制約に縛られて芽吹くことができない種など無い世の中になりますように。
そんな思いを抱かせてくれるイベントが長らく続いてきました。桃野の友人が長らくサポートしてきたイベントなのですが、今年も開催されます。
【カナエール2017 夢スピーチコンテスト 〜児童養護施設からの進学を応援する奨学金支援プログラム〜】
詳しくは→コチラ
横浜会場は7月1日(土)横浜市の鶴見公会堂、東京会場は7月8日(土)港区のニッショーホールで開催です。
何らかの理由で児童養護施設で暮らすようになった子どもたちも、18歳を迎えれば施設を出て、親を頼らず自分の力で生きていかなくてはなりません。18歳の春。仕事、勉強を問わずそこには乗り越えなければならない大きな壁があることは想像に難くないでしょう。カナエールは、そんな若者たちを支援する支援するプログラムです。
こうしたイベントが社会に風を起こした面もあるでしょう。昨今、行政、民間の給付型奨学金が充実されてたことなどを受け、夢スピーチコンテストは、今年が最後の開催になるそうです。
意欲ある若者たちの励みになるように。そして、多くの大人が彼ら彼女らを大切に思っていることを知ってもらえるように。是非、多くの方に会場に足を運んでいただきたいと思います。
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