2013-05-17
小学校、中学校での事故。6月は要注意です
いじめ、体罰など学校で子どもの安全が脅かされる事件がクローズアップされる昨今です。
何より安全に子ども達が学校生活を送って欲しいと願うのが親の常。
いじめや体罰は言うに及ばず、子どもを事故無く、無事に家庭に帰宅させるのが学校の責務とも言えるでしょう。
世田谷区では、毎年6月に「せたがやの学校保健」という資料をまとめていて、その中に「学校管理下における事故および交通事故」という項目があります。
平成23年6月作成のもの(平成22年度のまとめ)をみると、保険給付の対象になった負傷で1,777件(区立幼稚園、区立小中学校合計)。
負傷の種別で多いのは骨折(31.5%)、すり傷・きり傷(16.7%)、ねん挫(14.5%)、打撲(10.5%)の順。骨折が3割を超えています。
保険給付対象のケガをみたものとはいえ、骨折3割ですから、大きなケガが占める割合が多いと言えますね。
又、園児・児童・生徒別状況をみると、小学校高学年(4〜6年)が占める割合が高く44.9%、中学校の28.8%、小学校低学年(1〜3年)の25.3%と続き、幼稚園は1.1%と比率は低くなっています。
そして事故の発生時期をみると、大きな山が来るのが、6月、12月。
季節性について、区の所管に尋ねると、運動会の練習などでケガが増える時期とのこと。
資料を見る限りは、来月は「危険な月」となりますので、是非ご家庭でもお子さんに注意を促してあげて下さい。
特に体力の成長著しい小学校4〜6年生、思わぬ大ケガにつながる事故等ないように。
もちろん学校も、注意深く安全対策に取り組む時期である事は言うまでもありません。
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